特許
J-GLOBAL ID:200903059956846714
ガスを精製する方法及びその精製に用いられる吸収液
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-219770
公開番号(公開出願番号):特開2006-036950
出願日: 2004年07月28日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】 混合ガスから酸性ガスを高効率かつ低コストで分離回収し、吸収液の単位体積当りの酸性ガス吸収量を増大し、吸収液の循環量を低減し、循環エネルギを節約する。【解決手段】 所定の温度及び圧力に維持した吸収塔13の上部に、イオン性液体を主成分とする吸収液を供給し、吸収塔13の下部に、酸性ガス及び非酸性ガスを含む混合ガスを供給して、吸収液に混合ガスを接触させる。これにより酸性ガスを吸収液に吸収させて、非酸性ガスを酸性ガスから分離して吸収塔13から回収する。吸収塔13内の温度より高い温度に維持しかつ吸収塔13の圧力と同一又は低い圧力に維持した再生塔16の上部に、酸性ガスを吸収した吸収液を供給する。これにより酸性ガスを放散させて吸収液から分離して再生塔16から回収するとともに、吸収液を再生する。この再生された吸収液を吸収塔13の上部に供給する。上記イオン性液体に一級アミン基が導入される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
所定の温度及び所定の圧力にそれぞれ維持した吸収塔(13)の上部に、イオン性液体を主成分とする吸収液を供給し、前記吸収塔(13)の下部に、酸性ガス及び非酸性ガスを含む混合ガスを供給して、前記吸収液に前記混合ガスを接触させることにより、前記酸性ガスを前記吸収液に吸収させて前記非酸性ガスと前記酸性ガスとを分離し前記非酸性ガスを前記吸収塔(13)から回収する工程と、
前記吸収塔(13)内の温度より高い温度に維持しかつ前記吸収塔(13)内の圧力と同一又は低い圧力に維持した再生塔(16)の上部に、前記酸性ガスを吸収した吸収液を供給することにより、前記酸性ガスを放散させて前記吸収液から分離し前記再生塔(16)から回収するとともに前記吸収液を再生する工程と、
前記再生された吸収液を前記吸収塔(13)の上部に供給する工程と
を含むガスを精製する方法であって、
前記イオン性液体が一級アミン基(-NH2)の導入された液体であることを特徴とするガスを精製する方法。
IPC (4件):
C10L 3/10
, B01D 53/14
, B01D 69/00
, C01B 3/54
FI (4件):
C10L3/00 B
, B01D53/14 102
, B01D69/00 500
, C01B3/54
Fターム (38件):
4D006GA41
, 4D006KA02
, 4D006KA12
, 4D006KA33
, 4D006KB30
, 4D006KD30
, 4D006MA03
, 4D006MA40
, 4D006MB07
, 4D006MC90
, 4D006NA50
, 4D006PA05
, 4D006PB18
, 4D006PB64
, 4D006PB66
, 4D006PC80
, 4D020AA01
, 4D020AA03
, 4D020BA07
, 4D020BA08
, 4D020BA16
, 4D020BB04
, 4D020BC02
, 4D020CB18
, 4D020CB33
, 4D020CC09
, 4D020CC10
, 4D020DA03
, 4D020DB02
, 4D020DB04
, 4G140FA02
, 4G140FB04
, 4G140FC05
, 4G140FC06
, 4G140FE06
, 5H027AA02
, 5H027BA16
, 5H027BA17
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