特許
J-GLOBAL ID:200903059960352300

積層型帯域除去フィルター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-056386
公開番号(公開出願番号):特開平5-218705
出願日: 1992年02月05日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】 誘電率の高い誘電体基板中において、伝送線路の特性インピーダンスを50Ωに設定し得るように為し、且つ共振器間を結合するπ字型回路のインダクタンスを電極パターンでコンパクトに形成し得るように為した、帯域除去フィルターをトリプレート型で実現する。【構成】 誘電体基板40の内部に内装された複数の1/4波長共振用電極46に対応して、複数のトリプレート型共振器を構成する一方、各共振器間を結合するπ字型回路のインダクタンスを、誘電体基板40の内部に各共振用電極46に対応して設けた結合用電極58の結合線路部分60間における誘導作用にて実現し、且つ結合線路部分60の結合電気長を90°以下の所定の値に調整してリアクタンスを調整することによって、直列容量用電極48の間に構成されるπ字型回路のインダクタンスを任意の値に設定し得るようにする。
請求項(抜粋):
誘電体基板の両主面にアース電極が形成されると共に、該誘電体基板の内部に複数の1/4波長共振用電極が形成されることにより、各共振用電極に対応したトリプレート型共振器が構成される一方、各共振器間が、インダクタンスとキャパシタンスとからなるπ字型回路として等価表示される回路にて、互いに結合せしめられてなる構造の帯域除去フィルターにして、結合電気長が90°以下の結合線路が、前記誘電体基板の内部に、前記各共振用電極とは別個に且つ該各共振用電極に対応して設けられ、それら結合線路間における誘導作用にて、前記π字型回路のインダクタンスが実現されていることを特徴とする積層型帯域除去フィルター。
IPC (3件):
H01P 1/205 ,  H01P 1/203 ,  H01P 11/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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