特許

J-GLOBAL ID：200903059962330061

電気化学セルの製造方法

発明者： サラ オウェイス ,  レイモンド エー.ザトルスキー ,  ガイ チャンノン ,  ジェラルド リーゴバート ,  ローレン ソリアク
出願人/特許権者： サフト アメリカ インコーポレイテッド
代理人 (1件)： 北澤 一浩 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-118339
公開番号（公開出願番号）：特開2000-030731
出願日： 1999年04月26日
公開日（公表日）： 2000年01月28日
要約：

【要約】【課題】 ロール状積層電極の側端面に螺旋状に現れる電極との接触面積を増加することにより、電気化学セルの集電能力を向上させること。【解決手段】 第1の電極4、第2の電極6及びこれらの電極を分離するための絶縁層8,10から構成されるロール状の積層電極1において、第1の電極4の一端部の選択された領域にサーマルスプレイコーティング法を用いてコーティング層14を形成する。このコーティング層14は第2の電極6及び絶縁層8,10に接触しないように所定の角度から第1の電極に向けてスプレイする。第1の電極4と適合する材料からなる導電性ストリップ22をコーティング層14に取り付けるかあるいはコーティング層14内に埋め込み、導電性ストリップ22から電流を取り出すことにより、集電能力が向上する。第2の電極6に対しても同様の方法でコーティング層を形成する。

請求項（抜粋）：

第1の端部を有する第1の導電シートを準備するステップと、当該第1の導電シートの全領域よりも少ない領域を覆うように当該第1の導電シート上に絶縁層を設けるステップと、第1の端部を有する第2の導電シートを準備するステップと、前記第2の導電性シートの第1の端部が前記第1の導電性シートの第1の端部とほぼ平行で、かつ前記第2の導電性シートの第1の端部が前記第1の端部を横切る方向にずれるよう前記第2の導電性シートを前記絶縁層上に積層するステップと、前記第1の導電性シートと前記第2の導電性シートそれぞれの第1の端部を横切る方向に延びた長手方向軸を有するロール状の積層体を形成するよう前記第1の導電性シートと、前記絶縁層と、前記第2の導電性シートを一体にして巻回し、前記第1の導電シートの第1の端部が当該積層体の第1の側端部において螺旋状空間を形成するようにしたステップと、前記第2の導電性シートに付着しないように第1のスプレイ経路に沿って前記積層体の第1の側端部に向けて導電材料をスプレイするステップとからなり、前記第1のスプレイ経路を前記長手方向軸に対して20°乃至80°の角度をなすようにしたことを特徴とする電気化学セルの製造方法。

IPC (4件)：

H01M 10/04 ,  H01G 9/016 ,  H01G 9/155 ,  H01M 2/26

FI (4件)：

H01M 10/04 W ,  H01M 2/26 A ,  H01G 9/00 301 F ,  H01G 9/00 301 Z

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭61-214363
  
• 特開平4-301361
  
• 特許第2653723号