特許
J-GLOBAL ID:200903059962718981

古紙処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-198093
公開番号(公開出願番号):特開平6-049792
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】新聞、上質古紙を脱墨処理するに際し、高白色度、且つ残インキ、未剥離インキ数の少ない印刷用脱墨パルプを得る。【構成】新聞、上質古紙の脱墨処理において、離解後、洗浄し、過酸化水素、NaOH、ケイ酸ソ-ダ、脱墨剤の1種以上を添加してニ-ディングし、漂白し、フロ-テ-ションをこの順序で行う工程を2回または3回繰り返す。これらの工程において、初段で加えるべき漂白剤の30%以上から70%未満の量を初段で添加し、ニ-ディングを行う装置として、マイカプロセッサ-を使用することを特徴とする。
請求項(抜粋):
古紙処理方法において、古紙を離解し、離解された紙料を洗浄して、剥離したインクを含む微細固形分をパルプ成分より除く第1の工程、該紙料を25%を超える濃度に脱水し、NaOH、珪酸ソ-ダ、過酸化水素並びに界面活性剤を成分とする脱墨剤の中から選ばれる少なくとも1種以上の薬品を添加し、紙料を高速攪拌により相互に激しく衝突させて剪断力を与え、且つ薬品との混合を行う装置を通過させた後、反応槽に保持し、次いでパルプ成分と共に流動状態に希釈する第2の工程、該紙料に空気を混合した後、気泡を分離する装置を通して剥離したインクを含む疎水性成分をパルプ成分より分離する第3の工程、該紙料を洗浄して、溶解成分及びインク粒子を含む微細固形分をパルプ成分より除く第4の工程からなる4つの工程により古紙を処理することを特徴とする古紙処理方法。
IPC (2件):
D21C 5/02 ,  D21B 1/14

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