特許
J-GLOBAL ID:200903059963654952

光ファイバジャイロ、位相変調器及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川瀬 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-012077
公開番号(公開出願番号):特開平7-198398
出願日: 1994年01月06日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 シングルモ-ドファイバを用いてファイバコイルを製作した光ファイバジャイロは、偏光子を通る光量を安定させるために、ファイバコイルの近くにデポラライザを必要としている。ファイバコイルの近くのデポラライザの作用は実際には、位相変調器による偏波変動によって偏光子を通る光量が変動するのを防いでいる。ところが、デポラライザは偏波保持光ファイバ2本を45度の主軸角をなすように接続しなければならない。これが光ファイバジャイロのコストを押し上げる。ファイバコイルをシングルモ-ドファイバとする光ファイバジャイロにおいて、デポラライザの数を減らすことが本発明の目的である。【構成】 位相変調器は圧電振動子に光ファイバを巻き付けたものであるが、この光ファイバを偏波保持光ファイバとするか、シングルモ-ドファイバであって軸線のまわりに捻ったファイバにする。
請求項(抜粋):
単色、準単色光を発生する光源と、シングルモ-ドファイバを多数回巻き回したファイバコイルと、圧電振動子の周りにファイバを巻き回してなりファイバコイルの一端に設けられる位相変調器と、光源から出た光を2つに分岐させファイバコイルの両端に入射させるカップラと、ファイバコイルを廻った光を干渉させ干渉光の強度を検出する受光素子とを含み、光源から出た光をコイル状に巻き回された光ファイバコイルの中を時計廻り、反時計廻りに光を伝搬させ干渉光の強度変化を受光素子で検出し、時計廻り光、反時計廻り光の位相差から回転角速度を求める光ファイバジャイロであって、位相変調器の圧電振動子に巻き付けられる光ファイバを偏波保持光ファイバとすることを特徴とする光ファイバジャイロ。

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