特許
J-GLOBAL ID:200903059965212418
金属ウランの精製方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-180861
公開番号(公開出願番号):特開平11-021690
出願日: 1997年07月07日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】水や有機溶媒を不要にして放射性廃液又は廃溶媒を発生させず、精製工程を簡素化して精製費用を低減する。【解決手段】電解槽の内部の不純物元素とウランが溶解されたフッ化物溶融塩中に陽極と陰極とを備え、陽極と陰極間に電圧を印加して溶融塩電解することにより溶融塩中に溶解したウランを陰極表面に析出させる。電圧を2段階に制御して溶融塩電解を行い、第1段階の溶融塩電解により不純物元素を回収した後、陰極を交換して第2段階の溶融塩電解により金属ウランを回収する。フッ化物溶融塩はLiF-NaF,LiF-KF,LiF-BeF2,NaF-BeF2,KF-BeF2の二元系溶融塩及びLiF-NaF-KF,LiF-NaF-BeF2,NaF-KF-BeF2,LiF-NaF-CaF2,LiF-KF-BaF2の三元系溶融塩から選ばれたいずれかの溶融塩であることが好ましい。
請求項(抜粋):
電解槽(11)の内部の不純物元素とウランが溶解されたフッ化物溶融塩(13)中に陽極(17a,17b)と陰極(16、18)とを備え、前記陽極(17a,17b)と前記陰極(16、18)間に電圧を印加して溶融塩電解することにより前記溶融塩(13)中に溶解したウランを前記陰極(18)表面に析出させる金属ウランの精製方法において、前記電圧を2段階に制御して溶融塩電解を行い、第1段階の溶融塩電解により前記陰極(16)に前記不純物元素を回収した後、前記陰極(16)を別の陰極(18)に交換して第2段階の溶融塩電解により前記別の陰極(18)に金属ウランを回収することを特徴とする金属ウランの精製方法。
IPC (2件):
FI (2件):
C25C 3/34 Z
, G21C 3/62 F
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