特許

J-GLOBAL ID：200903059975836703

アナログ/デジタル変換器

発明者： 四柳 道夫
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 京本 直樹 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-046474
公開番号（公開出願番号）：特開平5-252038
出願日： 1992年03月04日
公開日（公表日）： 1993年09月28日
要約：

【要約】【目的】A/D変換精度を高精度化するとともに、低消費電力で且つ高速化できるA/D変換器を提供することにある。【構成】入力電流に比例した電流を流す第1の定電流源Iinと比較電流を流す第2の定電流源IR0〜IR3とをそれぞれ抵抗負荷R1 ,R2 に直列に接続する。また、これら各定電流源には第1のスイッチSと第2のスイッチSR0〜SR3を直列に接続する。更に、抵抗負荷R1 ,R2 での電圧降下分を比較する比較部3と、この比較部3の出力に基ずき第2のスイッチSR0〜SR3を制御する論理部4とを有する。このように、入力電流と比較電流とを比較することにより、A/D変換を実行する。このとき、電流値が素子の相対精度だけで決まるように回路を構成できるので、寄生素子の影響を受けない。

請求項（抜粋）：

第1の定電圧源に一端をそれぞれ接続した第1および第2の抵抗負荷と、前記第1の抵抗負荷の他端と第2の定電圧源との間に直列に接続された第1のスイッチおよび入力電流に比例した電流を流す第1の定電流源と、前記第2の抵抗負荷の他端と前記第2の定電圧源との間に並列に接続されたN組の2進で重み付けされた第2の定電流源および前記第2の定電流源にそれぞれ直列に接続されたN組の第2のスイッチと、前記第1および第2の抵抗負荷の他端の電位を比較してその大小関係を判定した結果を出力する比較部と、前記比較部の結果により前記N組の第2のスイッチの開閉を制御する論理部とを有し、前記第1および第2の定電流源をMOSトランジスタからなるカレントミラー回路で構成することを特徴とするアナログ/デジタル変換器。

IPC (2件)：

H03M 1/38 ,  H03M 1/74