特許
J-GLOBAL ID:200903059980691136
段差越え用車輪
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
大矢 須和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-172945
公開番号(公開出願番号):特開平11-001102
出願日: 1997年06月13日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 現在の台車車輪は、段差など路面の変化に非常に弱い。特に自在車輪においては、障害物と接触した際、前輪部の車輪が左右に触れ障害物に添って横を向くことが多く、自由な行動が束縛されている。【解決手段】 障害物7が後部車輪5に接触するとヨーク1が摺動規制部3を前方へ滑り、重心が前部車輪4に近づき、既に障害物のあった前部車輪4が着地しようと下がってきて、障害物7を乗り上げようと作用し、重量負担の軽減した後部車輪5は障害物7を乗り上げ易くなり、一連の車輪の作用が連続繰返し行えることを特徴とする台車用車輪台車用の車輪を提供するにある。【効果】 少ない力で段差、障害物等を安全に心地良く通過することができ、特に自在台車の最大の隘路となっていた斜めよりの通過が安全性よく容易に行える。
請求項(抜粋):
前部車輪及び後部車輪が夫々枢着されると共に上部に摺動規制部を有する溝形支版と、該溝形支版の上部に摺動自在に係合されて上記摺動規制部に添動できるよう枢動軸を介して枢支連結されたヨークと、該ヨークを前記摺動規制部に添ってその後端側へ常に付勢作用するよう介装されたばねとからなり、常に通常走行時は枢動軸が摺動規制部の後方でヨークからの重心がばね作用力で後部車輪の後側になっていて、段差・障害物等が後部車輪に接触するとヨークが摺動規制部を前方へ滑り、重心が前部車輪に近づき、既に段差・障害物等の上にあった前部車輪が着地しようと下がってきて、段差・障害物等を乗り上げようと作用し、重量負担の軽減した後部車輪は段差・障害物等を乗り上げ易くなり、一連の作用を行なった車輪ばねなどの作用力により初期の状態に戻り、次の段差・障害物等に備え一連の車輪の作用が連続して繰り返し行えることを特徴とする段差越え用車輪。
IPC (2件):
FI (2件):
B60B 33/00 X
, B62B 5/02 Z
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