特許
J-GLOBAL ID:200903059982563887

電磁式燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-048229
公開番号(公開出願番号):特開平8-246993
出願日: 1995年03月08日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 噴射弁自体が異物を捕集する自浄作用をもつようにした電磁式燃料噴射弁を提供する。【構成】 弁本体29の案内孔の内部に往復動可能に設けられる弁部材27は、その内部に燃料中の異物を補足するフィルタ61が圧入固定されている。案内管43の内部を流れる燃料は、フィルタ61、小径孔58、通孔59、60、案内孔29aを通って噴射孔31から外部へ噴射される。このため、弁本体29と弁部材27の精密摺動機能を損なうことなしに、燃料中の異物を弁部材27の内部で捕集することができる。精密摺動部品である噴射弁20を構成する固定鉄心21、可動鉄心25、圧縮コイルスプリング28等の各部品の寸法管理等の異物管理作業を軽減し、コストダウンをはかることができる。さらに、各部品の異物管理が不要となるため噴射弁を構成する部品の製品不良発生率を低減できる。
請求項(抜粋):
内部に燃料通路を有する往復動可能な弁部材と、前記弁部材の前記燃料通路に設けられ、前記弁部材と共に往復動するフィルタと、前記弁部材を軸方向に摺動可能な案内孔と前記弁部材の当接可能な弁座と噴射孔とを有する弁本体と、内部に燃料通路が形成され、前記弁部材の燃料入口側端部に固定される筒状の可動鉄心と、内部に燃料通路が形成され、前記可動鉄心の燃料入口側でこの可動鉄心と同軸上に前記可動鉄心に隙間を介して配置される固定鉄心と、前記弁部材を閉弁方向に付勢する付勢手段と、前記固定鉄心の外周に設けられ、前記固定鉄心および前記可動鉄心に磁束を形成することにより前記可動鉄心および前記弁部材を前記付勢手段の付勢力に抗して開弁方向に移動させる電磁コイルとを備えたことを特徴とする電磁式燃料噴射弁。
IPC (5件):
F02M 61/16 ,  F02M 51/08 ,  F02M 61/10 ,  F02M 61/12 ,  F02M 61/18 310
FI (6件):
F02M 61/16 C ,  F02M 51/08 K ,  F02M 51/08 M ,  F02M 61/10 Q ,  F02M 61/12 ,  F02M 61/18 310 Z

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