特許
J-GLOBAL ID:200903059983451993

倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-189657
公開番号(公開出願番号):特開2001-018787
出願日: 1999年07月02日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】 電気アクチュエータ付きの倍力装置において,電気アクチュエータの作動によるブースタピストンの作動中は,反力機構に発生する反力が所定値を超えると,その反力の増加に応じて出力杆の出力の増大を規制にして,使用者に違和感を与えないようにする。【解決手段】 電気アクチュエータ55の作動によるブースタピストン4,6の作動中,反力機構54から入力杆22に伝達される反力が所定値を超えると,その反力の増加に応じて入力杆22の弁筒10に対する後退に抵抗力を付与する出力規制手段59を該入力杆22及び弁筒10間に設ける。これにより出力杆46の出力の立ち上がりを倍力限界点の手前で終わらせ,その後は該出力を電気アクチュエータ55の駆動力に比例させる。
請求項(抜粋):
ブースタシェル(1)と,このブースタシェル(1)内を,低圧源(V)に連通する前部の低圧室(2a,3a)と,後部の変圧室(2b,3b)とに区画し,該変圧室(2b,3b)が該低圧室(2a,3a)よりも高圧となると,その圧力差で前進するブースタピストン(4,5)と,このブースタピストン(4,5)に連設される弁筒(10)と,この弁筒(10)に進退可能に配設される入力杆(22)と,出力杆(46)と,前記弁筒(10),入力杆(22)及び出力杆(46)の三者間に介裝されて,前記ブースタピストン(4,5)の前進力を前記出力杆(46)に伝達すると同時に,その出力杆(46)の作動反力の一部を前記入力杆(22)に伝達する反力機構(54)と,前記入力杆(22)に制限された範囲(L)で進退可能に設けられる弁ピストン(20)と,この弁ピストン(20)を前記入力杆(22)に対する後退位置に付勢する付勢手段(27)と,前記弁筒(10)に設けられ,該弁筒(10)に対する前記弁ピストン(20)の進退に応じて前記変圧室(2b,3b)を高圧源(A)と低圧室(2a,3a)とに連通切換えする制御弁(53)と,前記弁筒(10)に設けられ,通電時に前記弁ピストン(20)を前記付勢手段(27)の付勢力に抗して前進させるべく作動する電気アクチュエータ(55)とを備える倍力装置において,前記電気アクチュエータ(55)の作動による前記ブースタピストン(4,5)の作動中,前記反力機構(54)から前記入力杆(22)に伝達される反力が所定値を超えると,その反力の増加に応じて前記入力杆(22)の前記弁筒(10)に対する後退に抵抗力を付与する出力規制手段(59)を該入力杆(22)及び弁筒(10)間に設けたことを特徴とする倍力装置。
Fターム (8件):
3D048BB25 ,  3D048BB35 ,  3D048CC26 ,  3D048EE00 ,  3D048EE10 ,  3D048EE15 ,  3D048EE20 ,  3D048EE25

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