特許
J-GLOBAL ID:200903059985226954

ボンディングツール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-137911
公開番号(公開出願番号):特開平9-321091
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 従来のボンディングツールは、一般的にSiNによる一体物で形成されているため、レーザ光による熱エネルギーがILBに有効に使われていない。また、ツール先端部上部に穴を設けて熱の逃げを防ぐ従来のボンディングツールは、微細なボトルネック形状において穴を加工するのは実際上難しい。【解決手段】 インナーリードボンディングするボンディングツールにおいて、ツール先端部26としてSiNを使用した場合、これよりもはるかに断熱性に優れたジルコニア製の低熱伝導材27で、ツール先端部26を除くツール全体を構成する。このため、レーザ光13をツール先端部26に照射しても、従来のツール全体をSiNで作製したツールに比べ、ツール上方への熱の逃げが低熱伝導材27により大幅に少なくされ、ツール先端部26の温度上昇が速くなり、ボンディングスピードをアップすることができる。
請求項(抜粋):
半導体素子のパッド上に形成されたバンプに、インナーリードが接するように加圧するツールの先端部にレーザを照射して、ツール先端部を温度上昇させ、その熱エネルギーにより接合部を加熱して前記バンプとインナーリードを接合するボンディングツールにおいて、少なくともツール先端部の表面を前記レーザを吸収し易い第1の材料で形成し、かつ、少なくとも該ツール先端部を除くツール全体部を該第1の材料に比し熱伝導率の低い第2の材料で構成したことを特徴とするボンディングツール。
IPC (2件):
H01L 21/60 311 ,  B23K 26/00 310
FI (2件):
H01L 21/60 311 T ,  B23K 26/00 310 N

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