特許
J-GLOBAL ID:200903059988087220

二次電池を用いた系統安定化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-148980
公開番号(公開出願番号):特開平8-019179
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【構成】二次電池を300〜350°Cに保つため、発電所では蒸気タービンの廃熱を利用し、変電所では変圧器等の冷却装置の廃熱を利用する。これにより常に二次電池を動作状態としておいて、発電機出力または連系線の位相角(電力)の変動に応じてこの二次電池を動作させ、電力系統の電力動揺を抑制する。【効果】発電所または変電所の廃熱を利用して二次電池を最適な温度に制御するので、新たに加熱器を設ける場合に比べて運転コストを安くできるメリットがある。また、二次電池のエネルギーを系統の動作状態に応じて制御することにより、電力動揺を高速に抑制できる。
請求項(抜粋):
発電所に二次電池及び電力変換器を設置し、前記電力変換器により前記二次電池と電力系統間でエネルギーを授受する系統安定化システムにおいて、前記発電所の廃熱を利用して二次電池を通常の動作状態とし、系統の状態に応じて該二次電池のエネルギーを授受することを特徴とする系統安定化システム。

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