特許
J-GLOBAL ID:200903059988286028

指向性マイクロホン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 勲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-326197
公開番号(公開出願番号):特開平9-149489
出願日: 1995年11月22日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】風雑音等ランダムな周囲騒音の集音増大を防ぎ送話者方向の音のみ取り上げそれ以外の音を減少して強い指向性のある指向性マイクロホン装置を得る。【解決手段】長手方向が送話者方向に向けて一直線上に配置された2つの無指向性マイクロホン1、2の一方の出力信号から音声パワーが卓越する高域成分と風雑音のようなランダム性の高い周囲騒音が卓越する低域成分とを帯域分割器3において分割して取り出し、他方の無指向性マイクロホンの出力信号から高域通過フィルタ4で高域成分のみを取り出し、位相反転器5でその位相を逆相にし他方の高域成分と加算器8で加算して一方及び他方の無指向性マイクロホンの高域成分の位相差による差信号を出力し、該差信号と分割して取り出された低域成分とを加算器10で加算することにより、騒音が少ない強い指向性が得られる。
請求項(抜粋):
長手方向が送話者方向に向けて一直線上に配置された2つの無指向性マイクロホンと、一方の無指向性マイクロホンの集音した出力信号を低域成分と高域成分とに分割する帯域分割器と、他方の無指向性マイクロホンの集音した出力信号の高域成分のみを通過して出力する高域通過フィルタと、前記2つの無指向性マイクロホンの集音した両出力信号の高域成分の位相差を算出して差信号を出力する差信号出力手段と、前記一方の無指向性マイクロホンの出力信号の低域成分と前記一方及び他方の無指向性マイクロホンから出力された高域成分の差信号とを加算して出力する加算手段とを具備し、出力する低域成分としては一方の無指向性マイクロホンにおいて集音された出力信号のみを使用し、高域成分としては2つの無指向性マイクロホンにおいて集音された両出力信号の位相差による差信号を使用して加算し出力信号とすることを特徴とする指向性マイクロホン装置。
IPC (2件):
H04R 1/40 320 ,  H04R 3/00 320
FI (2件):
H04R 1/40 320 B ,  H04R 3/00 320

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