特許
J-GLOBAL ID:200903059992222026

人工衛星間の光学的結合を最適化する方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-275171
公開番号(公開出願番号):特開平11-177501
出願日: 1998年09月29日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 人工衛星の光学的結合を最適化する方法と装置を提供する。【解決手段】 人工衛星の光学的結合を最適化する装置はターミナルを有する。このターミナルは、送信機ユニット(2)に出力側で接続されているマルチプレクサ(1)を備える。このマルチプレクサは、評価装置(3)に接続されているサブチャネル入力部を有する。このターミナルは、受信機ユニット(6)に入力側で接続されているデマルチプレクサ(5)を備える。このデマルチプレクサは、最適化ユニット(8)に接続されているサブチャネル出力部を有する。マルチプレクサ又はデマルチプレクサを通じて有効データ用に存在する伝達チャネルに付加的に設けられた追加チャネルを使用することによって、持続的に測定されるパラメータに関係する企業内部のデータを、評価装置(3)を経由して遠隔ターミナルの最適化ユニットに伝達することが可能である。
請求項(抜粋):
【請求項01】 人工衛星間の光学的結合を最適化する方法において、対応するパラメータ値を遠隔ターミナルへ伝達するために少なくとも1つのパラメータが持続的に測定される間、有効データ用に存在する伝達チャネルに付加的に設けられた追加チャネルを使用することによって企業内部のデータを伝達する機会が人工衛星内に存在する少なくとも1つのターミナル(10;20)に与えられること、及び、接続の最適化がこのパラメータを参照して実施されることを特徴とする方法。【請求項02】 受信特性が運転パラメータとして評価されることによって、送信出力が遠隔ターミナル内で必要な一時的なレベルだけに調整され、この場合、受信特性に関する情報を有する信号が、時間的に遡って送信機へ伝達されることを特徴とする請求項1に記載の方法。【請求項03】 運転パラメータが導出角に関係すること、この角度の接続構造が最適化されることによって、その導出角の調整が比較的大きい許容差で行われるように、送信機と受信機が追加チャネルを介して受信特性とビーム方向に関する情報をやりとりし、この場合、特にこの送信機ユニットがそのビーム方向を周期的にかつ円状に容易に変え、その結果、遠隔ターミナルでの受信特性に関する情報を利用することによって、そのビーム方向が運転パラメータとして最適化されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。【請求項04】 存在する通信接続部を介して調整のずれを測定することによって、持続的な調整が接続の中断なしで運転中に行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。【請求項05】 追加チャネルは、伝達を選出する周波数管理のためと、同調範囲の境界を監視するために人工衛星内に存在する複数のレーザの少なくとも一本によって利用されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。【請求項06】 相違する運転パラメータは、相前後して又は時間的に重畳して最適化されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。【請求項07】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法を実施する装置において、少なくとも1つのターミナル(10;20)が存在すること、ターミナルは、送信機ユニット(2;12)に出力側で接続されているマルチプレクサ(1;11)を備え、このマルチプレクサは、評価信号ユニット(3;13)に接続されているサブチャネル入力部を有すること、及び、マルチプレクサ又はデマルチプレクサを通じて有効データ用に存在する伝達チャネルに付加的に設けられた追加チャネルを使用することによって、持続的に測定される少なくとも1つのパラメータに関係する企業内部のデータを、評価信号ユニット(3;13)を経由して遠隔ターミナルの最適化ユニットに伝達する機会を作るため、そのターミナルは、受信機ユニット(6;16)に入力側で接続されているデマルチプレクサ(5;15)を備え、このデマルチプレクサは、最適化ユニット(8;18)に接続されているサブチャネル出力部を有することを特徴とする装置。【請求項08】 最適化ユニット(8;18)は、その一方の側で基準値発生器(9;19)に接続され、かつその他方の側で送信機ユニット(2;12)に接続されていること、及び、評価信号ユニット(3;13)は、受信機ユニット(6)とマルチプレクサ(5;7;15;17)に接続されているか、又はこれらのどちらか一方に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の装置。【請求項09】 追加のマルチプレクサ(4;14)は、マルチプレクサ(1;11)にその入力側で接続されていること、追加のデマルチプレクサ(7;17)は、デマルチプレクサ(5;15)にその出力側で接続されていること、及び、この追加のマルチプレクサ(4;14)とこの追加のデマルチプレクサ(7;17)との間に、人工衛星コンピュータ(42)に接続されている測距ユニット(31;32)が挿入されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の装置。【請求項10】 人工衛星コンピュータ(42)に角度信号(ε,α)及び測距信号(Ca,Cb)又はこれらのどちらか一方を供給するために、最適化ユニット(8;18)がその人工衛星コンピュータに接続されていることによって、ネットワーク内の複数の人工衛星の軌道測定又はこれらの人工衛星の高精度な位置測定が簡略化されることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の装置。
IPC (4件):
H04B 10/105 ,  H04B 10/10 ,  H04B 10/22 ,  B64G 1/10
FI (2件):
H04B 9/00 R ,  B64G 1/10

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