特許
J-GLOBAL ID:200903059993260444

ゴースト除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-194102
公開番号(公開出願番号):特開平7-030783
出願日: 1993年07月09日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 TV映像信号を扱う各種映像機器に用いられ、ゴーストまたは波形歪を除去するゴースト除去装置に関する。この発明は特に、さまざまな状態の映像信号に対して常に線形状態での正しいゴースト除去処理を可能とする装置を提供することを目的とする。【構成】 GCR波形が、非線形を発生することなく、かつ、できるだけS/Nがよい状態で取り込めるように、取り込んだGCR波形の最大値及び最小値を検出し、その結果を用いて、入力信号の増幅度及びクランプレベルを最適値に制御する自動制御回路2-1を設ける。
請求項(抜粋):
映像信号に挿入されたゴーストキャンセル用の基準信号(GCR信号)を用いてゴーストを除去するゴースト除去装置であり、入来する映像信号を増幅回路とクランプ回路とを介した後にデジタルデータに変換するA/D変換回路と、計算されたゴーストを打ち消すための重み付けを行うことにより、前記A/D変換回路によってデジタルデータに変換された映像信号からゴーストを除去して出力するトランスバーサルフィルタと、前記トランスバーサルフィルタから出力されるゴーストが除去されたデジタルデータをアナログデータに変換するD/A変換回路と、前記トランスバーサルフィルタの出力から、前記GCR信号を含む所定の一定期間を抽出して格納する波形取り込み回路と、前記波形取り込み回路の出力が供給され、基準となるタイミングを検出し、このタイミングを基に同期加算及び波形変換を行なって得られる信号と、予め設定されている理想基準波形信号との間の演算を行なって得られる誤差信号を用いて、前記トランスバーサルフィルタに対する係数を演算処理し、前記トランスバーサルフィルタに前記係数を随時書き込む演算処理回路とより成るゴースト除去装置において、前記波形取り込み回路により取り込んだ前記GCR信号の最大値を検出する回路と、前記取り込んだGCR信号の最小値を検出する回路と、前記最大値と最小値との検出結果を用いて、前記クランプ回路のクランプレベルの制御用データを出力する回路と、前記増幅回路の利得を制御するためのデータを出力する回路とを備えた制御回路を設けたことを特徴とするゴースト除去装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-074068
  • 特開平4-074067
  • 特開平3-072785
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