特許
J-GLOBAL ID:200903059997360788

電力系統安定化方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231400
公開番号(公開出願番号):特開平9-074679
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【目的】 現在の系統状態で必要となる電制量を、過去の電制機選択情報を用いて推定することができて、電制量が過不足となることを防いで電制を行うことができる電力系統安定化方法および装置を提供する。【構成】 通常時は、数分おきに更新される電制機選択情報の履歴を用いる。具体的には、数分おきに電制機選択情報が更新される毎に、各想定故障に対する電制量とその時の故障点潮流量とのデータ対を電制量デ-タとして蓄積する(603)。これらのデ-タを基に各想定故障毎に故障点潮流量と電制量との関係を簡単な式で事前に推定しておく(604)。実際に故障が発生したときには、その時の故障点潮流量と事前に求めてある関係式とを用いて必要な電制量を算出し、これを越える最小の電制量となる電制機の組み合わせを求めて、電制を行う(605)。
請求項(抜粋):
電力系統の複数の故障ケースを対象として過渡安定度を維持するために必要な量の発電機を遮断(電制と呼ぶ)する電力系統安定化方法で、系統状態を、常時、オンラインで取り込み、複数の想定故障ケ-スについて事前に過渡安定度計算を行って、遮断すべき発電機の総出力量(以下、電制量という)を求めることを数分間隔で繰り返す電力安定化方法において、数分おきに求められる各想定故障に対する電制量とその時の故障点潮流量とのデ-タ対を2次元デ-タである電制量デ-タとして蓄積し、これらのデ-タを基に、各想定故障毎に故障点潮流量と電制量との関係を示す関係式を予め求め、実際に故障が発生したとき、その時の故障点潮流量と事前に求めてある関係式とを用いて、必要な電制量を算出し、それぞれの出力の合計が、上記算出された電制量を越える最小の電制量となる発電機の組み合わせを求めて、電制を行う発電機を決定することを特徴とする電力系統安定化方法。
FI (2件):
H02J 3/00 K ,  H02J 3/00 G
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 電力系統安定化方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-131545   出願人:株式会社東芝
  • 電力系統監視装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-213578   出願人:東京電力株式会社, 株式会社東芝
  • 特開昭64-030425
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