特許
J-GLOBAL ID:200903059998499321

トロリー線の高さ測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-069387
公開番号(公開出願番号):特開平6-258030
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 従来より簡易な光学式のトロリ線の高さ測定装置を提供する。【構成】 車両3の屋根上の左右中心線C上に、互いに対向して配置された投光系7および受光系8と、車両3に搭載されたデータ処理部9とを具備する。投光系7よりトロリ線1の左右偏位Dに対応する幅を有するレーザ光束LT を、斜め上向きの投射角度θT で投射する。受光系8は、光軸が高さ変動範囲HV の中心線HC に対して、投射角度θT に等しい受光角度θR に設定され、干渉フィルタ81と結像レンズ82、および受光光軸に直角に設けられ、左右偏位Dに対応した幅を有する複数の素子が、トロリ線の高さ変動範囲HV に対応して配列されたCCDリニアセンサ83とにより構成される。【効果】 昼間測定が可能で、従来の機械式の高さ検出器の代りに使用でき、またこの装置の2組を列車に配設して、パンタグラフの押圧力によるトロリ線の動揺が明確に把握され、速度向上に対する動揺データがえられる。
請求項(抜粋):
車両の屋根上の左右中心線上に、適当な間隔で互いに対向して配置された投光系および受光系と、該車両に搭載されたデータ処理部とを具備し、該投光系により、トロリー線の左右偏位に対応する幅を有するレーザ光束を、適当な斜め上向きの投射角度で投射し、該受光系は、受光光軸がトロリー線の高さ変動範囲の中心に対して該投射角度に等しい受光角度に設定され、干渉フィルタと結像レンズ、および該受光光軸に直角に設けられ、前記左右偏位に対応した幅を有する複数の素子が、前記高さ変動範囲に対応して配列されたCCDリニアセンサとにより構成され、前記左右偏位および高さ変動範囲内のトロリー線による前記レーザ光束の反射光を受光し、該反射光に含まれる天空の自然光を前記干渉フィルタにより除去し、前記結像レンズにより前記CCDリニアセンサの素子のいずれかに結像し、該結像した素子の出力信号を前記データ処理部に入力して該素子のアドレスを検出し、該検出されたアドレスに対応する前記トロリー線の高さデータを出力することを特徴とする、トロリー線の高さ測定装置。
IPC (3件):
G01B 11/02 ,  G01B 11/00 ,  G01C 3/06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-198808
  • 特開平3-156303
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-198808
  • 特開平3-156303

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