特許
J-GLOBAL ID:200903060000432006

超音波霧化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-025657
公開番号(公開出願番号):特開平5-184993
出願日: 1992年01月16日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 霧化効率、多量霧化、粒子の微小性・均一性、および駆動電源コストのどの面から見ても満足のできる超音波霧化装置を提供する。【構成】 圧電振動子1と振動板2とから成る超音波励振器を駆動させると、圧電振動子1が振動し、その振動は振動板2に伝搬される。貯液室5の中の液体はバルブ9によって流速を調整され、ヒーター11により液温を設定されて、液体供給チューブ7を通過し保液材13に達し、保液材13と接触する振動板2の下面に供給される。液体は振動板2の振動に伴い、振動板2に設けられている穴を通して霧化される。スイッチの切り替えにより、圧電振動子3と振動板4との複合体を駆動させ、異なった大きさの粒子を有する霧を発生できる。【効果】 構造が簡単で小型、軽量である。超音波霧化装置に応用された場合、霧化効率、多量霧化、粒子の微小性かつ均一性を向上できる。
請求項(抜粋):
圧電振動子に振動板を固着してなる超音波励振器により発生させた弾性振動により液体を霧化する超音波霧化装置において、前記圧電振動子は圧電磁器と、該圧電磁器の厚さ方向に垂直な両端面に形成されている電極とから成り、前記振動板は、前記圧電振動子の電極を有する少なくとも一つの端面上に一体的に連なって固着された固着部と、前記圧電振動子の外方に向けて前記圧電振動子の前記端面にほぼ平行に突出する振動部とを有し、前記振動部には多数の穴が設けてあり、前記振動部へ前記液体を供給する手段は、前記超音波励振器を支持する支持具と、前記液体を収容する貯液室と、スポンジその他の吸液能力の大きい物質から成り前記液体を吸収する保液材とを備え、前記支持具は前記超音波励振器を固定物に対し所定位置に保持し、または浮力により前記超音波励振器を前記液体中に浮かせ、前記支持具のうち少なくとも前記超音波励振器に接触する部分は前記圧電振動子に比べて音響インピーダンスが低い発泡スチロールその他の物質から成り、前記振動部は前記保液材と接触して、前記保液材に吸収されている前記液体を霧化することを特徴とする超音波霧化装置。
IPC (2件):
B05B 17/06 ,  B06B 1/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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