特許
J-GLOBAL ID:200903060007747355

エアバッグ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-227662
公開番号(公開出願番号):特開平11-321508
出願日: 1998年07月27日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】エアバッグの表裏を再度反転する際に、エアバッグの高速前方展開による乗員の強打を阻止するための内側布の噴射口が十分な大きさを有していないために、再反転が困難であり、生産性や品質の低下をもたらす。又、再反転作業を容易にするために、噴射口の大きさを大きくしようとすれば、インフレータから発生したガスに対する絞り効果が低減する。【解決手段】ガスの噴射方向を規制する噴射部を有する内側布をエアバッグから独立した別体より形成し、これをエアバッグの反転作業後に、開口部より挿入する。これにより、反転作業が極めて容易になり、エアバッグを傷つけたり、エアバッグと内側布の縫製箇所にホツレが生じたりする心配もなくなり、生産性および品質が両方共に大きく向上する。また、内側布の構造は、反転作業の方法からは何ら制約を受けないため、気流制御を最適にする構造とすることができる。
請求項(抜粋):
布材から成る基布の接続によりインフレータの吹出口が配置される開口部を有して袋状に形成され、その内側に前記インフレータから発生するガスの噴射方向を規制するための内側布が設けられたエアバッグにおいて、前記内側布は、前記基布から独立した別体より成り、前記開口部に位置して前記インフレータの吹出口が配設される孔部と、前記ガスの噴射方向を規制する噴射部と、所定の部位が互いに接続されることにより、前記内側布の展開時の形状を規定し、前記噴射部の形状を任意に設定可能とし、前記インフレータから発生する前記ガスに対して絞り効果を有する形状規定部と、前記エアバッグを前記インフレータの吹出口に結合固定するリテーナと嵌合するボルト穴とを有し、前記リテーナ、前記インフレータのフランジおよびエアバッグ収納ケースの内の少なくとも2つの間に直接または間接的に挟持されることにより、前記開口部に近接して前記開口部を内側より環状に覆うように接続固定されたことを特徴とするエアバッグ。
IPC (2件):
B60R 21/16 ,  B60R 21/20
FI (2件):
B60R 21/16 ,  B60R 21/20

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