特許
J-GLOBAL ID:200903060015598261

ほぼU字形の横断面を持つ支持体を備えた型枠パネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-503804
公開番号(公開出願番号):特表平8-512372
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】型枠パネル1はせき板2とこのせき板をコンクリート側とは反対の側で支持した支持体4並びに場合におり支持体4に対してほぼ平行に延びた縁板3とを備えており、この縁板でもって並置された型枠パネル1を互いに連結し、かつ結合することができる。支持体4はほぼU字形の横断面を有し、U-脚部5がU-底部6から出て斜めに拡開して延び、かつこれらの相互間隔が最大となる自由端に互いに反対方向を向いた、せき板2と結合するための固定フランジ7を有している。少なくとも支持体4の縦方向に続く側で型枠パネルを延長するためには、各支持体4は2つの縦方向に互いに相対的に調節移動可能で、少なくともオーバーラップ領域において係合している支持体構成区分または支持体構成区分4a,4bを備えており、かつ内側に位置した支持体構成区分4bのU-脚部がこの支持体構成区分の横断面の内部でせき板2と成す傾斜角度はこの支持体構成区分を覆う支持体構成区分4aの相応する角度よりも鈍いかまたは大きく、ないしは内側の支持体構成区分4bの両U-脚部間の角度は外側に位置する支持体構成区分4aのU-脚部5間の相応する角度よりも鋭角である。この角度は、U-底部6が互いに当接した状態で内側に位置した支持体構成区分4bのせき板2の所でのU-脚部5間の内のり寸法がおよそ互いに反対方向を向いた固定フランジ7の全幅分外側に位置した支持体構成区分4aの同所における相当内のり寸法よりも小さくなるように選択され、その結果せき板2が平らな場合には両支持体構成区分の固定フランジ7は同一平面内に並んで位置する。
請求項(抜粋):
型枠パネル(1)であって、そのコンクリート側とは反対の側にせき板(2)を支持する支持体(4)を少なくとも1つ備えており、支持体がほぼU字形の横断面を有していて、そのU-脚部(5)がU-底部(6)によって結合されており、U-底部がせき板(2)側とは反対の側に存在しており、かつそのU-脚部(5)が横断面で見てU-底部(6)から斜めに拡開して延び、自由端においてそれぞれ横断面で見てU-脚部(5)から外方へ突出して、互いに反対側を向いた、せき板(2)へ作用するための固定フランジ(7)を有している形式のものにおいて、支持体(4)が、縦方向に互いに相対的に調節移動可能であって、少なくともオーバーラップ領域内で重なるように係合した2つのU字形の支持体構成部分または支持体構成区分(4a,4b)を備えており、少なくとも部分的に内側に位置した支持体構成区分(4a)のU-脚部(5)が上記横断面の内部においてせき板(2)と成す傾斜角度がこの内側の支持体構成区分を覆う外側に位置した支持体構成区分(4b)の相応する角度よりも鈍くまたは大きく、かつ内側に位置した支持体構成区分(4b)におけるせき板(2)の所でのU-脚部(5)相互間の内のり寸法が少なくとも互いに反対側を向いた固定フランジ(7)の全幅だけ外側に位置した支持体構成区分(4a)における相応する内のり寸法よりも小さく、かつ平らなせき板(2)において両支持体構成区分(4a,4b)の固定フランジ(7)が同平面内で隣接して位置していることを特徴とする、型枠パネル。
FI (3件):
E04G 9/00 A ,  E04G 9/00 B ,  E04G 9/00 C

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