特許
J-GLOBAL ID:200903060021662109

ビデオカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-162216
公開番号(公開出願番号):特開平8-032990
出願日: 1994年07月14日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 ビデオカメラのオート・ホワイトバランス機能において光源誤判断による有彩色の退色を解決し、良好なホワイトバランスを得ることを目的とする。【構成】 固体撮像素子(CCD)100にて光信号を電気信号に変換して出力された画像信号から、被写体の色差データB-Y,R-Yを色差データ演算手段101で演算し、ホワイトバランス制御回路103にて絞り値(F値)検出センサ102からのF値変化量と前記色差データとを基にホワイトバランス・ゲインを制御し、画像信号処理回路104にて画像信号に前記ホワイトバランス・ゲインを乗じて出力する。前記構成により、過去の信頼度より高い信頼度の白色データを用い、しかもF値の変化量を参照することで、光源の変化や被写体の変化に対する誤判断のない正確な白色データによりホワイトバランス・ゲインを演算して出力することで、良好なホワイトバランスが得られる。
請求項(抜粋):
被写体からの光信号を取り込み電気信号に変換する固体撮像素子と、絞り値を検出する絞り値検出センサと、前記固体撮像素子により変換された電気信号から被写体の色差データを演算する色差データ演算手段と、ホワイトバランス・ゲインを演算し被写体のホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段と、ホワイトバランス・ゲインに応じて前記固体撮像素子からの信号を変化させて出力する画像処理回路とを備え、前記ホワイトバランス制御手段が、前記色差データから被写体の白色部分に係る白色データを検出する白色検出手段と、この白色データの白色に対する近似度を求める白色度算出手段と、前記白色データの個数と前記白色に対する近似度に基づいて前記白色データが実際に白色である確率を求める信頼度演算手段と、前回の移行時の絞り値に対する現在の絞り値の変化量と基準変化量とを比較する絞り値変化量比較手段と、前回の移行時の前記確率と現在の確率とを比較する信頼度比較手段と、前記絞り値の変化量が基準変化量以上、かつ現在の確率が前回の移行時の確率以上である場合に、前記白色データによりホワイトバランス・ゲインを演算して画像処理回路に出力するゲイン演算手段とを備えたことを特徴とするビデオカメラ。
IPC (2件):
H04N 9/73 ,  H04N 9/04

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