特許
J-GLOBAL ID:200903060022986218

放電灯の陽極の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-272159
公開番号(公開出願番号):特開平9-115479
出願日: 1995年10月20日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】陽極の表面に炭化タンタルとタングステンからなる構成では、共に融点が高く、かつ、陽極との密着性が悪いため、必ずしも陽極の温度上昇を抑制することができない。また、陽極との密着性が悪いことから、炭化タンタルあるいはタングステンなどが陽極から容易に離脱し、発光管の内管壁の黒化を早めた。【解決手段】前記の課題を解決するため、この発明は、バルブ2中央の膨出する発光空間内に対向して陽極と陰極電極が設置される放電灯1であって、前記陽極3は、その先端部3bを除く少なくとも一部の外表面に炭化タングステン(WC)と炭化タンタル(TaC)およびタングステン(W)の混合物を焼結することにより密着性の高い耐久性のある多孔質層3cを形成した放電灯の陽極の構造として構成した。
請求項(抜粋):
バルブ中央の膨出する発光空間内に対向して陽極と陰極電極が設置される放電灯であって、前記陽極は、その先端部を除く少なくとも一部の外表面に炭化タングステン(WC)と炭化タンタル(TaC)およびタングステン(W)の混合物を焼結して多孔質層を形成したことを特徴とした放電灯の陽極の構造。

前のページに戻る