特許
J-GLOBAL ID:200903060024674795

無段変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084077
公開番号(公開出願番号):特開平8-285021
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】無段変速機の変速制御の最適化を図る。【構成】目標変速比達成に最低限必要なプライマリ最小圧(Ppmin )を演算し〔ブロック(1) 〕、セカンダリプーリ5とベルト6との間で滑りが発生しないために最低限必要なライン圧(Plmin )を演算し〔ブロック(2) 〕、プライマリプーリ4側で滑りを発生させず目標変速比を実現できる変速比要求ライン圧(Plratio )を演算し〔ブロック(3),(4) 〕、前記Plmin とPlratio とのうち何れか高い方を選択し〔ブロック(5) 〕、選択したライン圧(Pl base)を、エンジントルクTQENG と変速速度SVとから決定される過渡時ライン圧(Pl add)等で補正して、最終的な出力ライン圧(Plprs )を求め〔ブロック(6),(7),(8) 〕、Plprs によりセカンダリプーリ側アクチュエータ5aを制御する。これにより、急変速時のベルト6の滑りが抑制される等、ライン圧制御の最適化が図れる。
請求項(抜粋):
動力源の回転力を受ける駆動側回転部材と、被駆動側回転部材と、これらの間に介装され両者間で動力を伝達する動力伝達部材と、を備え、前記駆動側回転部材と前記動力伝達部材との接触位置の回転中心からの距離である駆動側接触回転半径と、前記被駆動側回転部材と前記動力伝達部材との接触位置の回転中心からの距離である被駆動側接触回転半径と、を無段階に相対変化させることで、前記駆動側回転部材と前記被駆動側回転部材との間の変速比を無段階に設定できるようにした無段変速機の制御装置において、急変速を検出したときに、前記動力伝達部材と前記駆動側回転部材或いは前記被駆動側回転部材との間で滑りが生じないように、前記動力伝達部材と前記駆動側回転部材或いは前記被駆動側回転部材との間の接触面圧を一時的に高めるべく、前記被駆動側回転部材を前記動力伝達部材へ押圧するライン圧を一時的に高める急変速時ライン圧制御手段と、前記急変速時ライン圧制御手段によって制御されるライン圧を、前記駆動側回転部材に入力される入力トルクが大きいほど高く設定する第1ライン圧設定手段と、を含んで構成したことを特徴とする無段変速機の制御装置。
IPC (3件):
F16H 9/00 ,  F16H 61/02 ,  F16H 59:68
FI (2件):
F16H 9/00 ,  F16H 61/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-132427
  • 特公平5-050615
  • 特開平4-181057

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