特許
J-GLOBAL ID:200903060025597689

ディーゼル機関の吸気制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-145766
公開番号(公開出願番号):特開平9-324673
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】EGR(排気ガス再循環)装置を備えたディーゼルエンジンの制御装置において、燃料噴射の再開時にスモークの発生を抑制すること。【解決手段】ディーゼルエンジン11はEGR装置40を備える。同装置40は吸気通路16及び排気通路24を連通するEGR通路41と、同通路41を流れる排気ガス量を制御するためのEGR弁42とからなる。ECU39は各センサ57〜60,61の検出値に基づきインジェクタ17、吸気絞り弁25及びEGR弁42を制御する。インジェクタ17が燃料噴射を停止している間に、ECU39は吸気絞り弁25を全閉するとともに、EGR弁42を全開する。このとき、吸気絞り弁25を全閉する時期を、インジェクタ17の燃料噴射を停止させる時期よりも遅らせる。これにより、吸気通路16には空気が取り込まれ、その空気はEGR通路41を流れる。
請求項(抜粋):
燃焼室に吸入される空気が流れる吸気通路と、前記吸気通路に設けられ前記燃焼室に吸入される空気の量を制御するための吸気絞り弁と、前記燃焼室に燃料を噴射するための燃料噴射手段と、前記燃焼室から排出される排気ガスが流れる排気通路と、前記吸気通路の前記吸気絞り弁よりも下流側と前記排気通路とを互いに連通するとともに、前記排気ガスを前記吸気通路へ戻し前記燃焼室へ再循環させるための再循環通路と、前記再循環通路に設けられ前記吸気通路へ流れる前記排気ガスの量を制御するための再循環弁とを備えたディーゼル機関に適用され、前記ディーゼル機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記検出された運転状態に基づき燃料噴射量を算出し、その算出値に応じて前記燃料噴射手段の燃料噴射を実行及び停止するための第1の制御手段と、前記検出された運転状態に基づき前記吸気絞り弁及び前記再循環弁のそれぞれを制御するための第2及び第3の制御手段とを備え、前記第1の制御手段により前記燃料噴射手段が燃料噴射を停止している間に、前記第2の制御手段は前記吸気絞り弁の開度を小さくするとともに、前記第3の制御手段は前記再循環弁を全開するディーゼル機関の吸気制御装置において、前記第2の制御手段は前記吸気絞り弁の開度を小さくする時期を、第1の制御手段が前記燃料噴射手段の燃料噴射を停止させる時期よりも遅らせることを特徴するディーゼル機関の吸気制御装置。
IPC (9件):
F02D 41/02 380 ,  F02D 9/02 ,  F02D 9/04 ,  F02D 21/08 301 ,  F02D 21/08 ,  F02D 41/04 385 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02M 25/07 570
FI (11件):
F02D 41/02 380 E ,  F02D 9/02 Q ,  F02D 9/04 C ,  F02D 21/08 301 H ,  F02D 21/08 301 B ,  F02D 21/08 301 D ,  F02D 41/04 385 A ,  F02D 43/00 301 H ,  F02D 43/00 301 K ,  F02D 43/00 301 N ,  F02M 25/07 570 J

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