特許
J-GLOBAL ID:200903060031345250

ドライブシャフト用組立式ブーツ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 重三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-349543
公開番号(公開出願番号):特開平9-177972
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 ブーツ本体の上半片と下半片との結合部の離間防止対策の不備を解消する。【解決方法】 ドライブシャフトに連結した一連の部品を解体することなく、二つ割りに成形したブーツを横手から挿入して結合させ、それに依って一つの円筒形ブーツを組み上げる、更にまた二つ割りにした部材の切断面において、軸線を挟んだ片側には二段式の顎を備えた突起帯を設け、また他の片側には上記した突起帯と結合する形状の溝帯を設ける。更にまた上記した半円形ブーツの素材には磁性材の粉末をブランドし、成型後、端面の両側を異極的に着磁する。上記したごとき二重顎による係止と、磁気の吸着力とを使用する事により、結合力の強化を図ったドライブシャフト用組立式ブーツ。
請求項(抜粋):
通常のブーツを軸線に沿って2分割した時に発生する半円筒状のブーツを作り、且つ断面が軸線に依って振り分けられる片側には本体の肉厚に沿った帯状の突起を設け、且つ又反対側には本体の肉厚に沿った帯状の溝を設ける。この様に成形した半円筒状のブーツを2個、対向的に結合し、これに依って1個の円筒状ブーツを組み立てる。更に又上記した突起は根元を太くして結合し易くし、且つ2重顎を設けて係り止めを強化した。勿論、この突起と係合する相手の溝はそれを収容できる形状とした。更に又ブーツを成形する素材には磁性材の粉末をブレンドして着磁に備えた。上記した素材と形状をもって成形した後、軸線によって振り分けられた結合面の片側をN極とし他の片側をS極として着磁する。この様に着磁した半円筒状のブーツを異極対向的に組み合わせ、磁力と2重顎の協力によって結合面の離脱を防止する様にしたドライブシャフト用組立式ブーツ。
IPC (2件):
F16J 3/04 ,  F16D 3/84
FI (2件):
F16J 3/04 B ,  F16D 3/84 V

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