特許
J-GLOBAL ID:200903060036986083
スクロール型圧縮機
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-249020
公開番号(公開出願番号):特開平6-101663
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 スクロール型圧縮機の固定スクロールと旋回スクロール間のシール効果の低下を防止すると共に、圧縮部へ適量の潤滑油を供給するようにする。【構成】 図はスクロール型圧縮機の圧縮機構の一部を表している。この圧縮機構はハウジング(密閉ケース)内に固定された固定スクロール2と、この固定スクロール2に対向して旋回する旋回スクロール3とからなる。固定スクロール2の渦巻体2aの端面と旋回スクロール3の渦巻体3aの端面にはチップシール13を収めるチップシール溝2b,3bがある。2cおよび3cは上記の目的を達成するために設けた貫通孔である。2dは潤滑油の一部を溜める油溜である。このような構成であればハウジング内の高圧ガスによってチップシール13を相手側のスクロールに押しつけることができると共に、油溜2dに溜まる潤滑油を圧縮部に供給することができる。
請求項(抜粋):
ハウジング内に冷媒ガスの吐出孔を有する固定スクロールと、同固定スクロールに対向して旋回する旋回スクロールと、同旋回スクロールを駆動するモータ等を配置し、底部に潤滑油を封入してなるスクロール型圧縮機において、前記固定スクロールと旋回スクロールのそれぞれの渦巻体の端面に形成されているチップシール溝とそれぞれのスクロールの背面間に貫通孔を設けると共に、固定スクロールの背面側に前記貫通孔の口径を大きくした油溜を設けてなることを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311
, F04C 18/02
, F04C 29/02 311
引用特許:
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