特許

J-GLOBAL ID：200903060037645972

高分子成分の分離濃縮剤および分離濃縮方法

発明者： 愛知後 恵子 ,  石井 徹弥 ,  山口 哲彦
出願人/特許権者： 昭和電工株式会社
代理人 (1件)： 寺田 實
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-305533
公開番号（公開出願番号）：特開平7-155592
出願日： 1993年12月06日
公開日（公表日）： 1995年06月20日
要約：

【要約】【目的】 高い吸液性を有する安全性の高い高分子成分、特にタンパク質、DNA、脂質、多糖類、菌体等の生体成分高分子の分離濃縮剤を提供する。【構成】 一般式、CH2 =CHNR1 COR2 (R1 、R2 は、水素原子、メチル基を示す。)場合によっては他のビニル化合物を共重合成分とする架橋性重合体を吸液性樹脂とする高分子成分の分離濃縮剤。【効果】 ノニオン性で、安定性が高く、一定の高い電解質水溶液吸収能を持ち、極性有機溶媒に親和性があるN-ビニルアミド系架橋体を用いることによって、簡便に、効率良く、かつ安全にタンパク質、DNA、脂質等といった高分子成分の分離濃縮をおこなうことができる。

請求項（抜粋）：

一般式(1)CH2 =CHNR1 COR2 (1)(式中、R1 およびR2 は、それぞれ同一でも相異なってもよく、水素原子またはメチル基を示す。)で表される化合物を1種以上の架橋剤の存在下で重合させてなる架橋性重合体を吸液性樹脂とすることを特徴とする高分子成分の分離濃縮剤。

IPC (3件)：

B01J 20/26 ,  C08F226/02 MNL ,  C08F226/10 MNN