特許
J-GLOBAL ID:200903060039494742

エレベーターの運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-195472
公開番号(公開出願番号):特開平8-059124
出願日: 1994年08月19日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 複数の駆動系を有するエレベーターにおいて、駆動系の一部に故障が生じた場合、健全な駆動系を用いて安全に乗りかごを階床に停止させる。【構成】 故障系判定処理部1は、故障信号を検知すると故障した駆動系と健全な駆動系との切り分けを行い故障した駆動系を記憶する。故障系切り離し処理部2は、故障した駆動系への駆動指令の出力をSW2のOFFにより停止させ、同時(同一制御周期内)に、SW3またはSW4を「×2」側に切り替えて健全な駆動系へのトルク指令値を2倍にする。また、停止階床設定処理部3は、該処理部3が有効とされたとき、駆動系の故障が検出されたときの乗りかごの位置と、そのときのかご速度と、停止時の減速度とを用いて安全に停止できる階床を演算し、その階床を目的階として制御系に与える。【効果】 複数の駆動系のうち何れかの駆動系の故障が検知された場合、健全な駆動系を用いて目的とする階床に安全に乗りかごを停止させることができる。
請求項(抜粋):
複数の駆動系により駆動されるエレベーターの運転制御方法において、何れかの駆動系の故障が検知された場合、故障した駆動系への駆動指令の出力を停止すると同時に、速度制御系の制御ゲインまたは速度制御系から得られたトルク指令値を、駆動系の全数と故障した駆動系の数とにより決まる所定倍し、残りの健全な駆動系が故障した駆動系がない場合と同一の駆動力を発生できる駆動指令を作成し、この駆動指令を健全な駆動系に出力することを特徴とするエレベーターの運転制御方法。
IPC (2件):
B66B 5/02 ,  B66B 1/30
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • エレベーター装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-184325   出願人:株式会社日立製作所, 株式会社日立ビルシステムサービス
  • 特開平3-023180
  • 特開平2-249883
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