特許
J-GLOBAL ID:200903060041422449

2次元コードの読取方法及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-337773
公開番号(公開出願番号):特開2000-163506
出願日: 1998年11月27日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】アラインメントパターンを有する2次元コードの読取に際して、アラインメントパターンの中心位置を迅速且つ正確に検出できるようにし、結果的に読取時間の短縮を実現する。【解決手段】計算にて求めた中心位置の周りに1セル分離れた8つの検査点を設定し、計算中心位置及び周囲の8つの検査点からなる9点の明暗パターンを、9つの参照パターン(a)〜(i)と比較して合致するものを見つける。参照パターンは、互いに形状データが異なり、いずれもアラインメントパターンの中心セルeが含まれるよう設定されているため、合致する参照パターンが見つかれば、アラインメントパターンの中心セルeがその参照パターンのどの部分に対応するかが判る。例えば、参照パターン(a)であれば、右下のセルが中心セルeに該当する。したがって、その特定した中心セルの中心位置を算出すれば、正確に中心位置の特定が可能となる。
請求項(抜粋):
セルの分布パターンにより情報を表現する2次元コード内の所定位置に配置され、2次元コードの位置を特定するための特定パターンと、2次元コード内にて前記特定パターンとは異なる位置に配置され、前記特定パターンの位置と自身のパターンとに基づいて位置検出されるアラインメントパターンとを備える2次元コードの画像を得るとともに、前記画像中での前記特定パターンの位置を検出する2次元コード位置決め処理を行い、次に、前記アラインメントパターンの配置が前記特定パターンに対する位置関係あるいは複数存在する場合にはアラインメントパターン相互の位置関係によって予め定義されていることを利用し、前記特定パターンの位置と前記アラインメントパターンとに基づいて、前記画像中での前記アラインメントパターンの位置を検出するアラインメントパターン位置決め処理を行い、次に、前記2次元コード内の前記データセルの位置を、該データセルの近傍に存在する前記特定パターンの位置または前記アラインメントパターンの位置に基づいて検出するセル位置決め処理を行い、次に、前記位置が検出されたデータセルに基づいて、2次元コードの情報を読み取るデコード処理を行うことを特徴とする2次元コードの読取方法であって、前記アラインメントパターンの一部を抽出したものであって、中心のセルが含まれ且つ互いに形状データの異なる所定数の参照パターンを記憶しておき、前記アラインメントパターン位置決め処理は、まず、前記予め定義された位置関係に基づいてアラインメントパターンの中心位置を計算で求め、次に、前記計算で求めた中心位置(計算中心位置)を基点検査点として、当該基点検査点の周囲の所定位置(前記参照パターンを構成するセルに対応する位置)に検査点を設定し、次に、前記基点検査点を含む全検査点の明暗パターンを、前記参照パターンを構成するセルの明暗パターンと比較して、明暗パターンが一致する参照パターンを決定し、次に、前記決定された参照パターンの中心セルに対応する検査点の位置及びアラインメントパターンの形状に基づいて、前記計算中心位置を補正することを特徴とする2次元コードの読取方法。
IPC (3件):
G06K 7/015 ,  G06K 7/10 ,  G06K 19/06
FI (3件):
G06K 7/015 B ,  G06K 7/10 R ,  G06K 19/00 E
Fターム (8件):
5B035AA00 ,  5B035BB00 ,  5B072AA02 ,  5B072CC21 ,  5B072DD15 ,  5B072DD22 ,  5B072DD23 ,  5B072DD25

前のページに戻る