特許
J-GLOBAL ID:200903060060402424

電磁波遮蔽体を貫通する電気配線構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128834
公開番号(公開出願番号):特開平9-312490
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 貫通コネクタや高性能フィルタを使用せず、配線工事が容易で、配線本数の増設や変更に柔軟に対応でき、局部的に多数の配線を施すことができ、かつ充分に高い電磁遮蔽効果を得られるようにした、電磁波遮蔽体を貫通する電気配線構造を実現する。【解決手段】 電磁遮蔽体4の表裏を貫通するように金属製のパイプ5を取り付けて、パイプ5と電磁遮蔽体4とを電気的に密に接続する。同軸ケーブル6をパイプ5を通して配線し、パイプ5内部における同軸ケーブル6の外部導体6aを露出し、外部導体6aとパイプ5とを電気的に密に接続する。パイプ5内部に導電性充填材8を詰め込んでパイプ5の貫通空間を塞ぐ。
請求項(抜粋):
以下の要件(1)〜(3)を備えたことを特徴とする電磁遮蔽体を貫通する電気配線構造。(1)電磁遮蔽体の表裏を貫通するように金属製のパイプを取り付けて、このパイプと前記電磁遮蔽体とを電気的に密に接続する。(2)内部導体の外側に外部導体を有するケーブルを前記パイプを通して配線し、前記パイプ内部における前記ケーブルの外部導体を露出し、その外部導体と前記パイプとを電気的に密に接続する。(3)前記パイプ内部に導電性充填材を詰め込んで前記パイプの貫通空間を塞ぐ。

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