特許
J-GLOBAL ID:200903060064655963

油圧式パワーステアリング装置のロータリサーボバルブボディユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-247069
公開番号(公開出願番号):特開平9-066850
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】 ヒステリシスが小さくて使用頻度の高いスプリングワッシャを提供することにある。【解決手段】 さらにまたバルブハウジング10とギヤハウジング11との当接部内方に周方向へ指向した段差部38, 39がそれぞれ形成され、該段差部38, 39にころがり軸受40の外輪41が嵌合されるとともに、ころがり軸受40の内輪42はピニオン15の外周に嵌合され、ピニオン15に嵌着されたストッパリング43によってころがり軸受40の内輪42は軸方向に移動しないように固定され、バルブハウジング10の段差部38とギヤハウジング11の段差部39とには、図4にて周方向に沿う時計方向に進むにつれて一方の平面部45と、他方へ傾斜した傾斜面部47と、他方の平面部46と、一方へ傾斜した傾斜面部48とからなる連続梯形折返し形状スプリングワッシャ44が介装されており、バルブハウジング10とギヤハウジング11とを結合した場合の両段差部38,39 の両端面間の寸法およびころがり軸受40の外輪41の軸方向巾の寸法の誤差が前記連続梯形折返し形状スプリングワッシャ44の弾性変形で吸収できるようになっている。
請求項(抜粋):
同一軸線上に配置された入力軸と出力軸とをトーションバーを介して相対的に捩り可能に連結し、前記入力軸の外周に相対的に回転自在にスリーブを嵌装し、前記入力軸とスリーブとを密閉するバルブハウジングを形成し、前記出力軸と該出力軸と一体のピニオンに噛合うラックとを密閉するギヤハウジングを形成し、前記バルブハウジング端部とギヤハウジング端部とを突合せて結合してなる油圧式パワーステアリング装置のロータリサーボバルブボディユニットにおいて、前記バルブハウジング端部とギヤハウジング端部との内方に位置して、前記出力軸を枢支するころがり軸受を配設し、該ころがり軸受の外輪の一端面を前記ギヤハウジングの円筒状段差部の内端面に当接させ、前記外輪の他端面と前記バルブハウジングの円筒状段差部の内端面とに周方向に進むにつれて一方の平面部と他方へ傾斜した傾斜面部と他方の平面部と一方へ傾斜した傾斜面部とからなる連続梯形折返し形状のスプリングワッシャを介装したことを特徴とする油圧式パワーステアリング装置のロータリサーボバルブボディユニット。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 波形ばね
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-070347   出願人:サンコール株式会社

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