特許
J-GLOBAL ID:200903060065151420

結像光学系及び観察光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 韮澤 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-247173
公開番号(公開出願番号):特開2000-199853
出願日: 1999年09月01日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 2つの偏心プリズムにより偏心収差を相互に補正することにより、観察画角が広く焦点距離の短い中間像1回結像タイプの観察光学系、結像光学系。【解決手段】 第1プリズム10とその像側の第2プリズム20とを有し、第2プリズムが第1面21〜第4面24を有し、第1面は入射面、第2面22、第3面23は反射面、第4面は射出面で、第2プリズム20内で光路が交差し、第2面と第3面の少なくとも一方が光束にパワーを与えかつ偏心により発生する収差を補正する回転非対称な面形状にて構成され、第1プリズムは、反射面12と入射面11と射出面13を有すると共に、その反射面が光束にパワーを与えかつ偏心により発生する収差を補正する回転非対称な面形状にて構成され、第1プリズムの第1面11と第2プリズムの射出面24との間に中間像面4を形成する。
請求項(抜粋):
物体像を形成する結像光学系において、前記結像光学系が屈折率(n)が1.3よりも大きい(n>1.3)媒質で形成された第1プリズムと第2プリズムを有し、前記第1プリズムは前記第2プリズムよりも物体側に配置され、前記第2プリズムが、光束を透過又は反射させる光学作用面を4面を有し、その第1面を第2-1面、第2面を第2-2面、第3面を第2-3面、第4面を第2-4面とするとき、前記第2-1面が物体側からの光束をプリズム内に入射させ、第2-2面が前記第2-1面から入射した光束をプリズム内で反射し、第2-3面が前記第2-2面で反射された光束をプリズム内で反射し、第2-4面は前記第2-3面で反射された光束をプリズム外へ射出するように構成されると共に、前記第2-1面と前記第2-2面とが前記媒質を挟んで対向配置され、前記第2-3面と前記第2-4面とが前記媒質を挟んで対向配置され、前記第2-1面と前記第2-2面を結ぶ光路が前記第2-3面と前記第2-4面を結ぶ光路と交差するように構成され、前記第2-2面と前記第2-3面の少なくとも一方の面が、光束にパワーを与える曲面形状を有し、前記曲面形状が偏心によって発生する収差を補正する回転非対称な面形状を有し、前記第1プリズムが、曲面形状を有し前記媒質内で光束を内部反射させる偏心配置された反射面と、光束をプリズム内に入射させる入射面と、光束をプリズム外に射出させる射出面とを少なくとも有すると共に、前記反射面が光束にパワーを与えかつ偏心により発生する収差を補正する回転非対称な面形状にて構成され、かつ、前記第1プリズムの入射面と前記第2プリズムの射出面である前記第2-4面との間に中間像面を形成するように構成されていることを特徴とする結像光学系。
IPC (3件):
G02B 17/08 ,  G02B 25/00 ,  G02B 27/02
FI (3件):
G02B 17/08 A ,  G02B 25/00 A ,  G02B 27/02 Z

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