特許
J-GLOBAL ID:200903060074239550

液柱管ダンパー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-334175
公開番号(公開出願番号):特開平6-180076
出願日: 1992年12月15日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】 建物の固有周期が予想値と異なる場合であっても、流路の長さ等の値をその都度変える必要をなくす。電気粘性流体の移動を二以上の方向に制御する。【構成】一対の電極部材40,40を設けて、振動によりオリフィス部24を通過する電気粘性流体30に作用する電場の強度を変化するようにしたので、一対の電極部材40,40に与えられる電圧を変化させて、電気粘性流体30がオリフィス部24を通過する際の抵抗が変り、例えば、装置としての減衰を変えることができる。また、液柱管20の水平断面を環形状に形成したので、電気粘性流体が二以上の方向に移動することができる。
請求項(抜粋):
構造物に設置され、液体が管の中を振動するときに発生する力を利用して、構造物の振動を低減するようにした液柱管ダンパー装置において、垂直断面が略U字形状に形成され、かつ、水平断面が環形状に形成されていて、外周壁と内周壁とを有する液柱管と、該液柱管の流路中に設けられ、該液柱管の外周壁と内周壁との間の隙間である流路断面積を狭めたオリフィス部と、構造物が振動した際に前記オリフィス部を通過するように液柱管に収容され、電場または磁場の強度によりその粘性が変化する粘性変化流体と、前記オリフィス部を通過する粘性変化流体を間にして対向するように配される電極または磁極になる一対の極部材とから成ることを特徴とする液柱管ダンパー装置。
IPC (3件):
E04H 9/02 341 ,  F16F 9/53 ,  F16F 15/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-055367
  • 特開平4-209275

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