特許
J-GLOBAL ID:200903060076065266

全身性自己免疫疾患の診断のためのパターン認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 初志 ,  新見 浩一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-509637
公開番号(公開出願番号):特表2007-534086
出願日: 2005年04月20日
公開日(公表日): 2007年11月22日
要約:
患者のサンプル中の自己抗体のアレイを数量化し、全身性自己免疫疾患の診断を目標として分析する。分析には任意の様々な公知のパターン認識技術、例えばk-最近傍分析を用い、数量化データのアレイを、公知の全身性自己免疫疾患を有する被験者から以前に得られたデータのセットと比較し、それにより患者が罹患している特定の疾病を決定し、かつ決定の正確さの信頼度または尤度を決定する。本方法は、単一の疾患を同定することにおいて有効であり、かつ同時に存在する2つ以上の疾病を同定することにおいても有効である。本方法は、以前にはこれらの疾病を診断する際に伴っていた人間の判断および誤りの多くを除去し、自動化データ処理を容易に可能とすることができる。
請求項(抜粋):
以下の工程を含む、患者のテストサンプルが複数の特異的全身性自己免疫疾患(SAD)の中の1つまたは複数に関連しているかどうかを、患者のテストサンプル中に存在する自己抗体のレベルに基づいて特定する、コンピューターにより実行される方法: 複数の参照データセットをメモリーに記憶する工程であって、各データセットが複数の特異的自己抗体の各々のレベルを表わす値を有し、該参照データセットが、該特異的SADの各々について、特異的SADと関連性を有する少なくとも1つの参照データセットを含み、かつ該参照データセットが、特異的SADのいずれにも関連しない少なくとも1つの参照データセットを含む、工程; 患者のテストサンプルについての該複数の自己抗体の各々のレベルを表わす値を有するサンプルデータセットを受け取る工程;ならびに 患者のテストサンプルが、該特異的SADのいずれにも関連しないか、1つまたは複数に関連するかを示す統計的に導出される決定を生成するために、サンプルデータセットおよび参照データセットにk-最近傍(k-nearest neighbor)プロセスを自動的に適用する工程。
IPC (1件):
G06Q 50/00
FI (2件):
G06F17/60 126G ,  G06F17/60 126E
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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