特許
J-GLOBAL ID:200903060076376237

燃料蒸気処理装置の故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-179469
公開番号(公開出願番号):特開平10-026055
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】スロッシュ発生回数に基づき燃料が満タンである旨判定してその診断を中断する燃料蒸気処理装置の故障診断装置にあって、満タンである旨判定される以前に正常である旨誤診断されることを防止する。【解決手段】電子制御装置(ECU)51は圧力センサ41を通じて燃料タンク1内の圧力を監視し、その圧力が所定の挙動を示すか否かに基づいて燃料タンク1側の気密が正常であるか或いは異常であるかを診断する。更にECU51は、同監視する圧力の所定以上の変化に基づき燃料タンク1内の燃料の飛び跳ねであるスロッシュの発生を検出し且つその発生回数をカウントする。そして、該カウント値が所定値に達するとき満タンである旨判定して上記診断を中断する。ここでは特に、正常である旨の診断を許容する同カウント値に対する閾値を下げて、該正常である旨の診断が行われにくくする。
請求項(抜粋):
燃料蒸気をエンジン吸気通路にパージするパージ装置と燃料タンクとの間に設けられ、燃料タンク内圧力が大気圧よりも高い所定圧力以上になると開弁して該燃料タンク内圧力を所定圧力以下に保持する内圧制御弁と、同燃料タンク内圧力を検出する圧力センサとを有し、この検出されるエンジン始動後の燃料タンク内圧力を監視して燃料タンク側の気密性を診断する燃料蒸気処理装置の故障診断装置において、前記燃料タンク内の燃料の飛び跳ねであるスロッシュの発生を検出するスロッシュ検出手段と、この検出されるスロッシュの発生回数をカウントするカウンタと、このカウンタのカウント値が第1の所定値未満であることを条件に前記燃料タンク側の気密が正常であるか否かを診断する第1の診断手段と、同カウンタのカウント値が前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値未満であることを条件に前記燃料タンク側の気密が異常であるか否かを診断する第2の診断手段と、を具えることを特徴とする燃料蒸気処理装置の故障診断装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301 ,  F02B 77/08 ,  G01M 15/00
FI (4件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 301 H ,  F02B 77/08 M ,  G01M 15/00 Z

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