特許
J-GLOBAL ID:200903060087584370

切削工具組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-278578
公開番号(公開出願番号):特開平9-108923
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 アダプターのシヤンクへの安定した固定を達成する。【解決手段】 クランプ手段は、アダプターの後端の付近に形成されかつ突起を通過するアダプター貫通穴、シャンクの保持部分に形成されかつアダプター貫通穴と揃えられたねじ穴、及びクランプねじを備える。貫通穴に移行する横断方向スリットがアダプターの後端に形成され、貫通穴の少なくも突起内に配置された部分は、アダプターの取付け部分の突起の当たり面に向かう方向でテーパーにされ、ねじ頭部を貫通穴のテーパー部分に押し付けて支持することができる。
請求項(抜粋):
シャンクの保持部分を有する工具シャンク、並びにクランプ手段によりこのシャンクの保持部分に固定されるアダプターの取付け部分及び交換式切削用インサートを保持するためのインサート保持部分であってアダプターの取付け部分より外向きに突き出しているインサート保持部分を有する交換式アダプターを備えた切削工具組立体であって、前記アダプターの取付け部分は側壁を有し、この側壁には、側壁に実質的に平行な突起の当たり面、及び突起の当たり面を横切る方向に向けられた上下両側の突起保持面を有する突起が形成され、前記シャンクの保持部分は、アダプターの取付け部分の側壁と略平行でありかつアダプターの取付け部分の突起と組み合ってこれを受け入れ得る凹所が形成されたフェース面を有し、凹所は突起の対応面と相互作用するようにされた凹所の受け面と上下の向かい合った凹所の受入れ面を有し、前記クランプ手段は、アダプターの後端に近接して形成されかつ突起を貫通しているアダプター貫通穴、シャンクの保持部分に形成されかつアダプター貫通穴と揃えられたねじ穴、及びアダプター貫通穴内に受入れ可能なねじ頭部とねじ穴内にねじ込まれるようにされたねじ部分とを有するクランプねじを備えた切削工具組立体において、アダプター貫通穴に移行する横断方向のスリットがアダプターの前記後端に形成され、この貫通穴は、前記突起内に配置された前記貫通穴の少なくも一部分に、アダプターの取付け部分の前記突起の当たり面に向かう方向でテーパーが付けられ、前記ねじ頭部が貫通穴のテーパー部分に対して押し得ることを特徴とする切削工具組立体。

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