特許
J-GLOBAL ID:200903060092228469

マッシュ・シーム溶接方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-071346
公開番号(公開出願番号):特開平11-245047
出願日: 1998年03月05日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明は溶接前の初期クランプ時のクランプ力による重ね合わせ部の塑性変形を防止すると共に,溶接後の重ね合わせ溶接部に段差のない良質製品を生産することを目的とする。【構成】 二枚の金属板の重ね合わせ部を,相対向するクランプ装置によりクランプし位置決めした後,その重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接用電極輪により加圧し,これに溶接電流を流し,溶融した金属部を押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシーム溶接を行うマッシュ・シーム溶接方法において,その溶接過程中に,少なくともいずれか一方のクランプ装置が金属板をクランプ保持した状態で重ね合わせ部の板厚方向にフローテイングする。こうすることにより,金属板相互間にはクランプによる無理な力が作用しないため,金属板の端部に傷をつけたり,ラップ代がズレたり開いたりしない。またクランプ力は従来と比べ小さくてすみ,大形のクランプビームや駆動装置が不要となる。
請求項(抜粋):
二枚の金属板の重ね合わせ部を,相対向するクランプ装置によりクランプし位置決めした後,その重ね合わせ部全長を,一方の端からシーム溶接用電極輪により加圧し,これに溶接電流を流し,溶融した金属部を押し潰しながら他方の端まで回転駆動してシーム溶接を行うマッシュ・シーム溶接方法において,その溶接過程中に,少なくともいずれか一方のクランプ装置が金属板をクランプ保持した状態で重ね合わせ部の板厚方向にフローテイングし,これにより溶接すべき金属板へのクランプ力による塑性変形を防止するマッシュ・シーム溶接方法。
IPC (3件):
B23K 11/06 101 ,  B23K 11/24 350 ,  B23K 37/04
FI (3件):
B23K 11/06 101 ,  B23K 11/24 350 ,  B23K 37/04 M

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