特許
J-GLOBAL ID:200903060096439995

内燃機関の吸排気弁駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-011591
公開番号(公開出願番号):特開平5-202718
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 吸排気弁のバルブタイミングを可変制御しつつピンと係合溝間の摩耗を防止して、カムシャフトの回転トルク変動に伴う打音やバルブタイミングの制御精度の低下を防止する。【構成】 機関と同期回転する駆動軸21と同軸上に配設されたカムシャフト22と、カムシャフト22のフランジ部27と駆動軸21に連結固定されたスリーブ28のフランジ部32との間に配設されて、駆動軸21の軸心Xを中心として揺動自在な環状ディスク29と、環状ディスク29に突設されて、各係合溝30,33内に係入する一対のピン36,37と、前記環状ディスク29を機関運転状態に応じて揺動させる駆動機構39とを備え、前記各ピン36,37を環状ディスク29に対して保持孔29b,29c内で回転自在に支持すると共に、各ピン36,37の両側縁に係合溝30,33の対向内面30a,30b、33a,33bに当接する平面部36a,36b、37a,37bを形成した。
請求項(抜粋):
機関の回転に同期して回転する駆動軸と、該駆動軸と同軸上に配設され、かつ外周に吸排気弁を駆動するカムを有するカムシャフトと、該カムシャフトの端部に有するフランジ部側に対向配置され、かつ前記駆動軸に連結固定されたフランジ部と、前記両フランジ部の間に配設されて、駆動軸の軸心を中心として揺動自在な環状ディスクと、該環状ディスクの両側部に互いに反対方向に突設されて、前記両フランジ部に形成された各係合溝内に夫々係入するピンと、前記環状ディスクを機関運転状態に応じて揺動させる駆動機構とを備えた吸排気弁駆動制御装置であって、前記各ピンを環状ディスクに対して回転自在に支持すると共に、該各ピンの夫々の両側縁に前記各係合溝の夫々の対向内面に当接する略平面部を形成したことを特徴とする内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭47-020654
  • 特開昭50-113622

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