特許
J-GLOBAL ID:200903060096999257

第二高調波発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-226039
公開番号(公開出願番号):特開平5-066438
出願日: 1991年09月05日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明は第二高調波発生装置に関し、光強度が高く、且つ高周波数領域まで変調可能である第二高調波を発生させることを目的とする。【構成】 YAG結晶11をLD14によって常時励起させておき、波長可変LD31よりの変調されたシード光32によってYAGレーザの発振モードを数100MHzもの高い周波数帯域で変調させる。これによりYAGレーザは、波長可変領域が発振線幅(0.7 nm)内である波長可変レーザとなる。KNbO3 結晶13の許容幅と上記の発振線幅とは、前者を後者より狭く構成する。KNbO3 結晶13は、光強度が高く且つ数100MHzもの高い周波数帯域で変調された第二高調波40を出力するよう構成する。
請求項(抜粋):
所定の発振線幅(b)を有する固体レーザ媒体(11)を光共振器(12)内に設けてなる固体レーザ(13)と、該固体レーザの該固体レーザ媒体を励起するレーザ光(35)を出力する第1の半導体レーザ(34)と、上記固体レーザ媒体の上記発振線幅(b)内で周波数変調されたシード光(32)を出力して上記固体レーザ媒体に入射させる第2の半導体レーザ(31)と、波長依存性を有し、該固体レーザよりのレーザ光を入射されてその第二高調波を発生させる非線形光学結晶(13)とよりなり、上記固体レーザ媒体が、上記第1の半導体レーザよりの上記レーザ光によって励起された状態を維持し、上記固体レーザが、上記第2の半導体レーザよりの上記シード光によって発振モードを変調され、上記非線形光学結晶がその波長依存性によって光強度が変調された第二高調波を出力する構成としたことを特徴とする第二高調波発生装置。

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