特許
J-GLOBAL ID:200903060099113403
自動演奏装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-158467
公開番号(公開出願番号):特開平7-072859
出願日: 1989年10月11日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】自動演奏装置において、複数のトラックを並行して読み出す場合でも同期した繰り返し再生ができるようにする。【構成】繰り返し演奏区間(繰り返しフレーズ)の開始タイミングであるPRSST直後のイベントデータEV(i)2のアドレスSTPNT(i) およびそのイベントEV(i)2の発生タイミングSTCLK(i) を記憶しておく。繰り返しフレーズの終了タイミングであるPRSENDに到達したとき、アドレスポインタPNT(i) およびイベントクロックカウンタEVCLK(i) にSTPNT(i) およびSTCLK(i) をセットする。トラックiが複数であっても、同一のフレーズ開始タイミングPRSST,終了タイミングPRSENDで繰り返すことができ、各トラックのイベントタイミングが異なっていても、それぞれ独自のイベントクロックカウンタEVCLK(i) に基づいてイベントデータEV(i)2を読み出すため、どのタイミングで繰り返しても、イベントデータの読出タイミングが各トラックで異なっていても常に同期した繰り返し再生が可能になる。
請求項(抜粋):
各々複数のアドレスを有する複数のトラックを有し、演奏イベントを示すイベントデータおよび該イベントデータの発生タイミングを示すタイミングデータとからなる楽曲の演奏データを各トラックの各アドレスに各々記憶した演奏データ記憶手段と、各トラック毎に設けられ、次に読み出すデータの記憶アドレスである読出アドレスを管理するアドレス管理手段と、各トラック毎に設けられ、次のデータを読み出すタイミングである読出タイミングを各トラックのタイミングデータに基づいて管理するタイミング管理手段を有し、これら各トラックのタイミング管理手段およびアドレス管理手段の管理に応じて前記演奏データ記憶手段に記憶された複数のトラックのイベントデータを並列的に読み出して自動演奏する自動演奏手段とを備えた自動演奏装置において、前記楽曲の進行上の第1のタイミングにおける読出アドレスおよび読出タイミングを各トラック毎に記憶した状態記憶手段と、前記楽曲の進行位置が第2のタイミングに達したことを検出する検出手段と、前記検出手段で楽曲の進行位置が第2のタイミングに達したことが検出されたとき、前記状態記憶手段に記憶された各トラックの読出アドレスおよび読出タイミングを前記各トラックのアドレス管理手段および前記各トラックのタイミング管理手段に対して設定し、前記第1のタイミングからの演奏データの読み出しを開始するよう前記自動演奏手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする自動演奏装置。
引用特許:
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