特許
J-GLOBAL ID:200903060118395229

インク吐出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-287479
公開番号(公開出願番号):特開平5-124189
出願日: 1991年11月01日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 通電電流により発生したバブルの発生場所に関わらず、また、バブルによる圧力変化のエネルギーを損失することなく有効に利用し、安定したインク吐出を行う。【構成】 ノズル3の近傍に、副室10と、インク流路2と副室10との入出口を開閉可能とする薄膜11を設け、副室10内の電極4、5に電圧を印加し、副室10内にバブルを発生させることにより副室10内の圧力を変化させ、この圧力変化により薄膜11をノズル3の方向へ動作させてインクの吐出を行うような構成とする。【効果】 副室内のどの場所にバブルが生成しても、薄膜の動作は同一でノズル方向へ動作し、また、バブル発生により得られる圧力変化もインク吐出方向へ統一されるため、バブル発生場所に関わらず、かつ加えられたエネルギーを有効にインク吐出に利用することができる。
請求項(抜粋):
インク流路と、前記インク流路のインクを吐出するノズルと、前記ノズルの近傍にあり、前記インク流路からのインク流入出が可能な副室と、一部が前記インク流路の壁に固定され、前記インク流路と前記副室との出入口を開閉する薄膜と、前記副室内に設けられた一対の電極とを備えたことを特徴とするインク吐出装置。

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