特許
J-GLOBAL ID:200903060119978660

車両用無段変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-193691
公開番号(公開出願番号):特開2001-021025
出願日: 1999年07月07日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 車両用無段変速機の変速制御装置に関し、仮目標回転速度によるキックダウン制御にドライバの加速意思の程度を反映させるようにする。【解決手段】 機関負荷及び車速に基づく目標回転速度WPT0 に応じて機関及びプライマリプーリの回転を迅速に上昇制御し、途中(時点T1 〜T2 )で求めたプライマリプーリの実回転速度WPrの上昇率から第3時点T3 におけるプライマリプーリの回転速度WP3を推定し、推定回転速度WP3を第2時点T2 からの経過時間に応じた第1補正量WPAと負荷情報に応じた第2補正量Wthとを加算して得た仮目標回転速度WPT1 により回転制御し、セカンダリプーリ及び車両の回転速度増加を速やかに開始して加速応答性を確保する。推定回転速度WP3を第2補正量Wthにより負荷情報に応じて補正することで、ドライバの加速意思を仮目標回転速度によるキックダウン制御に反映させる。
請求項(抜粋):
機関の出力側に連結された第1回転部材と車両の駆動輪側に連結された第2回転部材と上記の第1,第2回転部材間で動力を伝達する介装部材とからなる車両用無段変速機と、上記の第1,第2回転部材の回転速度比を変更することで該無段変速機の変速比を制御する変速制御手段とをそなえ、該変速制御手段は、該機関の負荷情報及び車速情報に基づいて該第1回転部材の目標回転速度を設定する目標回転速度設定手段と、該負荷情報からキックダウンを判定するキックダウン判定手段と、該キックダウン判定後の第1時点から該第1時点よりも後の第2時点までの間における第1回転部材の実回転速度の上昇率を演算し該上昇率から該第2時点よりも後の第3時点における該第1回転部材の回転速度を推定する回転速度推定手段と、該回転速度推定手段により推定された回転速度と該第2時点からの経過時間と該負荷情報とに基づいて仮目標回転速度を設定する仮目標回転速度設定手段と、該第2時点で該目標回転速度設定手段により設定された該目標回転速度から該仮目標回転速度設定手段により設定された該仮目標回転速度に切り換える切換手段とをそなえたことを特徴とする、車両用無段変速機の変速制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/00 ,  F16H 9/00 ,  F16H 59:20 ,  F16H 59:44 ,  F16H 63:06
FI (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 9/00 F
Fターム (11件):
3J052AA04 ,  3J052CA21 ,  3J052FB31 ,  3J052GC13 ,  3J052GC23 ,  3J052GC41 ,  3J052GC46 ,  3J052GD11 ,  3J052HA11 ,  3J052KA01 ,  3J052LA01

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