特許
J-GLOBAL ID:200903060132363992

成形品の製造方法および製造用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-271042
公開番号(公開出願番号):特開平9-109202
出願日: 1995年10月19日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】成形品に特別な厚肉部であるガスチャンネルを設けずに、ヒケが防止される成形品の製造方法および製造用金型の提供。【解決手段】リブを有する成形品を製造するにあたり、溶融樹脂3を充填するゲート24の近傍に窒素ガスの注入口27を設け、金型2の内部に溶融樹脂3が40〜90%充填されたら、注入口27から窒素ガスの注入を開始し、窒素ガスが溶融樹脂3の内部へ侵入し始めた後、窒素ガスの注入を停止し、金型2内のガス圧を成形品の品質を確保するのに最低限必要な圧力にまで減圧する。注入された窒素ガスは、リブ成形部30B に沿って金型2のリブ成形部30B 全体に広がり、溶融樹脂3を成形面へ向かって押圧するので、特別にガスチャンネルと呼ばれる中空部を設けなくとも、ヒケの発生が防止されるとともに、ガスチャンネルによる外観不良も解消される。
請求項(抜粋):
圧縮流体を用いて射出成形を行う成形品の製造方法であって、溶融樹脂を充填するゲートの近傍に圧縮流体の注入口を設けた金型を用い、この金型の内部に溶融樹脂が40〜90%充填されたら、前記注入口へ圧縮流体の供給手段から前記圧縮流体の注入を開始し、この圧縮流体の前記溶融樹脂の内部への侵入が開始された後、当該圧縮流体の注入を停止した後、金型内の圧縮流体の圧力を成形品の品質確保に最低限必要な圧力にまで減圧することを特徴とする成形品の製造方法。
IPC (3件):
B29C 45/57 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/76
FI (3件):
B29C 45/57 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/76
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-157823
  • 特開平1-157823

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