特許
J-GLOBAL ID:200903060139019693

自動車駆動輪ハブユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 良雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-292625
公開番号(公開出願番号):特開2003-097588
出願日: 2001年09月25日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 等速ジョイントの軸をスプライン結合すると共にナットで両者を固定する自動車駆動輪ハブユニットにおいては、等速ジョイント用外輪の外側端面と軸受内輪の内側端面或いはハブの加締め部の内端面との接触部分においてスリップ音を発生し、また摩耗を生じてナットのゆるみを生じることもあった。【解決手段】 等速ジョイント用外輪15の外端面33に凹凸部34を形成する。この凹凸部は放射状に、互いに平行に、楕円形に、或いはクロスハッチング状に形成する。またこの凹凸部は内輪の内側端面或いは内輪を加締める加締め部の内側面に形成しても良い。それによりこの部分の摩擦抵抗が大きくなり、スリップの発生を防止ることができる。また、この部分にゴムや樹脂製の間座を配置しても良く、それにより両者の直接的な接触が無くなり、スリップの発生が無くなるとともに摩耗を防止できる。
請求項(抜粋):
車体側に取り付けられ、内周に軌道面が形成された外輪と、外端に車輪を取り付けるためのフランジを、軸方向中央の外周面に直接又は間接に軸受の内軌道を、内端の外周面に内輪を外嵌する円筒部を、内周に雌スプラインを有しているハブと、外周に軸受の内軌道を、内周に円筒部を有し、ハブに外嵌してハブに固定される内輪と、内輪及び外輪のそれぞれの軌道面間で転動自在に介在する複列の転動体と、外端の外周面にハブの雌スプラインと嵌合する雄スプライン軸を、内端の円周面に等速ジョイントの外輪のボール溝を有する等速ジョイントとを備えた自動車用駆動輪ハブユニットにおいて、等速ジョイント側面、又はこれに対向する軸受内輪側面或いはハブの加締め部の内端面のいずれか一方又は両方に摩擦抵抗を大きくする表面処理を施したことを特徴とする自動車駆動輪ハブユニット。
IPC (5件):
F16D 3/20 ,  B60B 35/14 ,  B60B 35/18 ,  F16C 19/18 ,  F16C 35/063
FI (5件):
F16D 3/20 Z ,  B60B 35/14 U ,  B60B 35/18 A ,  F16C 19/18 ,  F16C 35/063
Fターム (22件):
3J017AA02 ,  3J017DA02 ,  3J017DB02 ,  3J017DB07 ,  3J017DB08 ,  3J017HA02 ,  3J101AA02 ,  3J101AA12 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA53 ,  3J101BA56 ,  3J101BA65 ,  3J101BA77 ,  3J101DA01 ,  3J101FA01 ,  3J101FA35 ,  3J101GA03 ,  3J101GA14

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