特許
J-GLOBAL ID:200903060139019782

ガスタービン燃焼器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273934
公開番号(公開出願番号):特開平8-135968
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】冷却空気流量を大幅に低減させ、冷却性能の向上と燃焼器の高温化と冷却空気低減による予混合燃焼空気流量の増大が図れ、火炎温度上昇を抑制して超稀薄燃焼条件を得、ガスタービン燃焼器の高温化と低NOx化に対する両面での解決を図る。【構成】外壁円筒20に燃焼器軸方向に沿う多数の空気孔を穿設して内壁円筒19をインピンジメント冷却可能とする。内壁円筒19に外壁円筒の空気孔と配置を異ならせた多数の空気孔を穿設して内壁円筒19をフィルム冷却可能とする。燃焼器ライナ13の外周側を支持する支持構造体の取付け部に内壁円筒のインピンジ冷却部を設ける。燃焼器ライナ13の下流側端部における尾筒16とのシール部にスロット型フィルム冷却部を設ける。
請求項(抜粋):
燃焼器外筒の内部に燃焼室を構成する燃焼器ライナを配置し、この燃焼器ライナの上流側端部にパイロット燃料ノズルを設けるとともに、このパイロット燃料ノズルよりも下流側のライナ壁部位に燃料と空気との予混合ガスを供給する多段の予混合ダクトを接続し、かつ前記燃焼器ライナの下流側端部に燃焼ガスをガスタービン側に導入する尾筒を接続したガスタービン燃焼器であって、前記燃焼器ライナを、高温燃焼ガスに接する内壁円筒と、この内壁円筒を環状空間をあけて被覆する外壁円筒とからなる二重構造とし、この環状空間を冷却空気通路としたものにおいて、前記外壁円筒に燃焼器軸方向に沿う多数の空気孔を穿設して前記内壁円筒をインピンジメント冷却可能とする一方、前記内壁円筒に前記外壁円筒の空気孔と配置を異ならせた多数の空気孔を穿設して前記内壁円筒をフィルム冷却可能とし、かつ前記燃焼器ライナの外周側を支持する支持構造体の取付け部に前記内壁円筒のインピンジ冷却部を設け、さらに前記燃焼器ライナの下流側端部における前記尾筒とのシール部にスロット型フィルム冷却部を設けたことを特徴とするガスタービン燃焼器。
IPC (2件):
F23R 3/06 ,  F02C 7/18

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