特許
J-GLOBAL ID:200903060143735492
高圧燃料ポンプ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-144597
公開番号(公開出願番号):特開平10-318123
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 耐久性および信頼性の高い燃料シールを有し、かつ比較的安価で作成できる高圧燃料ポンプを提供することにある。【解決手段】 回転軸4が回転し斜板7が回動すると、該回動はスラストボールベアリング9を介してピストンシューガイドプレート8に伝えられる。該プレート8はボディ12に取付けられたロッド14に球状部16によって支持されているのですりこぎ運動をし、該ロッド14の回りに配置されている複数個の燃料ポンプ21〜25を循環的に作動させる。該燃料ポンプ21〜25の各々はピストンの外側端部と前記ボディ12との間に設けられたべローズを有し、該べローズがピストンとシリンダの摺動隙間から漏れる燃料を完全にシールする。漏れ燃料はシリンダ外壁に形成された溝を通ってリターン通路19に導かれるから前記べローズに大きな内圧がかからず、該べローズをテフロン等の安価な材料で構成できる。
請求項(抜粋):
円環状に配置された複数個の燃料ポンプを循環的に作動させて、高圧の燃料を出力するようにした高圧燃料ポンプにおいて、前記燃料ポンプは、少なくとも一部を該高圧燃料ポンプのボディに固定されたシリンダと、該シリンダ内を往復動して燃料を吸引、圧縮および吐出するピストンと、該ピストンの外側の端部と前記ボディの前記シリンダ一と近接する部位においてその両端部がシール部材を介して固定され、かつ該ピストンの周囲を囲むように配置されたべローズとを具備し、前記ピストンとシリンダの摺動隙間から漏れる燃料を該ベローズにて完全にシールするようにしたことを特徴とする高圧燃料ポンプ。
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