特許
J-GLOBAL ID:200903060144709568

鉄道車両用駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-250744
公開番号(公開出願番号):特開平8-116634
出願日: 1994年10月17日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 複数個の永久磁石をねじを使用せずに固定することにより、永久磁石の脱落を防止することのできる鉄道車両用駆動装置を提供する。【構成】 本発明は、フレーム10の円筒状の内周面であって、永久磁石11a,11b相互間に有する間隔部に形成され、軸方向に延びる断面くさび状の溝と、フレーム10に形成されている溝と隣接する永久磁石11a,11bの端部であって前記固定子と対向する角部に軸方向に延びる傾斜面によって形成され複数の断面くさび状の凹部と、フレーム10の溝に軸方向端部から挿入されるくさび状の溝挿入部およびこれと一体で前記永久磁石11a,11bの断面くさび状の凹部を押圧する押圧部が一体に形成され、各永久磁石をフレームに固定する複数の固定部材14を具備したことを特徴とする。
請求項(抜粋):
車体を載置する台枠に軸ばねにより支持され、進行方向に対して直交する方向に配設された車軸と、この車軸の両端部に回転自在に支持され、床面に敷設したレール上を転動可能な少なくとも2個の車輪と、前記車軸に固定されたアウタロータ形電動機の固定子と、この固定子の外周側に配置され、前記一端部が車軸に回転自在に支持され、胴部が円筒状であって、他端部が前記車輪の軸方向側面に固定されるフレームと、このフレームの円筒状の内周面に所定間隔を存して配置固定された複数の矩形状の永久磁石からなるアウタロータ形電動機の回転子を備えた鉄道車両用駆動装置において、前記フレームの円筒状の内周面であって、前記永久磁石相互間に有する間隔部に形成され、軸方向に延びる少なくとも2個の断面くさび状の溝と、前記フレームに形成されている溝と隣接する永久磁石の端部であって前記固定子と対向する角部にそれぞれ軸方向に延びる傾斜面を形成することによって得られる複数の断面くさび状の凹部と、前記フレームの溝に軸方向端部から挿入されるくさび状の溝挿入部およびこれと一体で前記永久磁石の断面くさび状の凹部を押圧する押圧部が一体に形成され、前記各永久磁石を前記フレームに固定する複数の固定部材と、を具備した鉄道車両用駆動装置。
IPC (3件):
H02K 1/27 502 ,  H02K 16/00 ,  H02K 21/22
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 鉄道車両用駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-194790   出願人:財団法人鉄道総合技術研究所
  • 特開昭60-035946

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