特許
J-GLOBAL ID：200903060152141198
筒内噴射式内燃機関
発明者：
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出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
笹島 富二雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-105089
公開番号（公開出願番号）：特開平11-294208
出願日： 1998年04月15日
公開日（公表日）： 1999年10月26日
要約：
【要約】【課題】 内燃機関の冷機状態における排気性状の向上及びオイル希釈の抑制を図る。【解決手段】 内燃機関が冷機状態、即ち、機関本体温度を代表する冷却水温度が所定温度未満の暖機運転中に、吸気弁12の弁揚程曲線を変化させる可変動弁機構により、吸気弁12の最大揚程時期が燃料噴射時期と略一致するように、吸気弁12の開閉時期或いは作動角を変化させる。すると、燃料噴射弁14から噴射された燃料噴霧26の一部26a が吸気弁12の傘裏部12a と干渉(衝突)し、シリンダ内壁27に到達する燃料噴霧26が減少する。その結果、燃料噴霧26の点火時期における未気化の燃料噴霧26が減少して排気性状が向上すると共に、オイル希釈を抑制することができる。なお、吸気弁12の開閉時期或いは作動角を変える構成であるので、燃料噴霧26の気化時間の不足に起因する不具合は発生しない。
請求項（抜粋）：
吸気弁と、燃焼室内に燃料噴霧を直接噴射する燃料噴射手段と、内燃機関が冷機状態にあるか否かを判断する冷機状態判断手段と、クランク位相角に対する前記吸気弁の最大揚程時期を変化させる揚程時期可変手段と、該揚程時期可変手段の制御を行う揚程時期制御手段と、を含んで構成される筒内噴射式内燃機関において、前記燃料噴射手段は、前記吸気弁が最大揚程状態で、燃料噴霧の少なくとも一部が該吸気弁の傘裏部と干渉するように、燃料噴霧を噴射するように取り付けられると共に、前記揚程時期制御手段は、前記冷機状態判断手段により内燃機関が冷機状態であると判断されたときに、前記吸気弁の最大揚程時期が前記燃料噴射手段の燃料噴射時期に略一致するように、前記揚程時期可変手段を制御する構成であることを特徴とする筒内噴射式内燃機関。
IPC (8件)：
F02D 13/02
, F01L 13/00 301
, F02D 41/02 325
, F02D 41/34
, F02D 43/00 301
, F02D 43/00
, F02D 45/00 310
, F02M 69/04
F02D 13/02 J
, F01L 13/00 301 Z
, F02D 41/02 325 A
, F02D 41/34 F
, F02D 43/00 301 J
, F02D 43/00 301 Z
, F02D 45/00 310 Q
, F02M 69/04 P
