特許

J-GLOBAL ID：200903060153412306

難燃性樹脂組成物

発明者： 成田 憲昭 ,  岩田 満寿夫 ,  井上 幸次 ,  佐藤 英雄 ,  高橋 良次
出願人/特許権者： チッソ株式会社
代理人 (1件)： 野中 克彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-100593
公開番号（公開出願番号）：特開平5-271468
出願日： 1992年03月26日
公開日（公表日）： 1993年10月19日
要約：

【要約】【目的】 新規なポリマー化した含窒素化合物と燐酸化合物を組合せた難燃剤組成物を提供すること。【構成】 熱可塑性樹脂に一般式(I)で示される繰返し単位を有する。【化1】特定の化学構造を有するポリマー化した含窒素化合物A、ポリリン酸アンモニウム又はポリリン酸アミドBの組合せでA/B重量比0.1〜10のものを組成物重量の1〜50%混合した組成物。【効果】 低添加量で難燃性大、難水溶性で組成物からのしみ出しもない。

請求項（抜粋）：

熱可塑性樹脂に、A.一般式(I)【化1】(式(I)中Xは-NH(R1 )または-N(R2 )(R3 )の基で表されるアルキルアミノ基若しくはモルホリノ基、ピペリジノ基であり、R1 、R2 、R3 の炭素数はそれぞれ1〜6である。また、式(I)中Yは-N(R4 )(CmH2m)N(R5 )-で表される基であり、R4 、R5 の一方または両方がヒドロキシエチル基である。)で示される繰り返し単位を有する物質でヒドロキシル基でない方の基は炭素数1〜6のアルキル基またはHであるものとB.ポリリン酸アンモニウムまたはポリリン酸アミドで構成される難燃剤であって前記A/Bの重量比が0.1〜10であるものをC.組成物重量の1〜50重量%混合してなる難燃性樹脂組成物。

IPC (2件)：

C08K 5/3492 KBN ,  C08K 3/32 KAG