特許
J-GLOBAL ID:200903060170541284

酸素循環式固体電解質型燃料電池発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-000752
公開番号(公開出願番号):特開平9-190830
出願日: 1996年01月08日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 空気中の酸素と燃料とを反応させて発電する固体電解質型燃料電池発電装置において、酸素もしくは酸素富化空気を用い、かつモジュール内の温度分布を拡大させることのない固体電解質型燃料電池発電装置を提供する。【解決手段】 固体電解質型燃料電池6には、石炭ガス化ガス19と酸素分離装置8を出た酸素(又は酸素富化空気)12が導かれる。固体電解質型燃料電池6を出た未反応酸素18の一部は循環ポンプ7によって酸素分離装置8の出口側へ循環される。これによって固体電解質型燃料電池6内の酸素(又は酸素富化空気)の流量が増えて燃料電池内でのガス流速が増え燃料電池本体と周囲の酸素(又は酸素富化空気)との熱伝達率が向上することによって温度分布が低減し燃料電池の出力が増す。
請求項(抜粋):
空気圧縮機と、同空気圧縮機からの圧縮空気と燃料とを反応させて発電する固体電解質型燃料電池モジュールと、同モジュールで未反応の空気と燃料を燃焼してガスタービンへ供給する燃焼器とを有する固体電解質型燃料電池発電システムにおいて、前記空気圧縮機出口の空気ラインに酸素分離装置を設置し、同分離装置出口の酸素もしくは酸素富化空気を前記モジュールへ供給するとともに、同モジュール出口の未反応空気ラインに循環ポンプを設置して未反応酸素もしくは未反応酸素富化空気の一部を前記酸素分離装置後流の前記モジュール入口側へ循環させることを特徴とする酸素循環式固体電解質型燃料電池発電装置。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/00
FI (2件):
H01M 8/02 R ,  H01M 8/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-207053
  • 特開昭60-195880
  • 特開昭63-166157

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